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幼児教育科 造形・音楽・身体表現3ゼミによる子どもワークショップを北とぴあで開催しました


2025年2月6日
12月8日(日)と15日(日)、東京成徳短期大学×北とぴあ(東京都北区)コラボ企画として「多目的ルームで子どもワークショップ〜つくって◎かなでて♪うごいて☆あそぼう!〜」を開催しました。このイベントは、幼児教育科の造形、音楽、身体表現の3つのゼミの学生と教員が実施しました。

今回の企画では、北とぴあマネジメント共同事業体のご協力のもと、表現分野を率いる3つのゼミが、連続性を持ったボーダレスな表現あそびに挑戦しました。1日目は「造形×音楽」、2日目は「音楽×身体表現」という2回の連続講座として構成されました。

1日目は、杉本 亜鈴准教授の指導のもと、布とマラカス、ポンポンとギロが融合した世界に一つだけのオリジナル楽器を制作しました。参加した子どもたちが造形ゼミの学生たちと一緒に、自分の手で作った楽器で遊ぶうちに自然と音が溢れ、制作あそびから、律動が生まれ、リズムあそびへと発展しました。

2日目には、郡司 敦准教授が今回のワークショップのために作成した「北とぴあオリジナルソング」を、音楽ゼミの学生たちが様々な楽器で合奏し、1日目に制作したオリジナル楽器とのコラボレーションも行われました。池田 三鈴准教授による身体表現ゼミの学生も加わり、ウズウズする身体の衝動に合わせてリズムあそびへと広げていきました。このリズムに合わせて互いに共振し、親子で触れ合う時間は、年末の忙しい時期にもかかわらず、幸せなひとときを提供しました。

ワークショップの様子

ワークショップの様子

ワークショップの様子

ワークショップの様子

池田 三鈴准教授(身体表現ゼミ)のコメント

芸術分野の指導法として、それぞれ特性のある3つの表現分野が、本来は同じスタート地点である「表現」という土壌を改めて確認できる良い機会を得ることができたと思います。参加した学生たちが合同ゼミで互いの境界を超えて活動する過程では、今までにない葛藤や発見がありました。そして何よりも地域での実践活動は、参加した学生たちにとってかけがえのない貴重な経験となりました。
 
参加した学生たちは、1年生という本学最若手であり、11月に初めての実習を終えた直後でしたが、子どもたちとの関わり方、保護者の皆様との接し方、活動に必要な準備物の整え方、声の出し方、空間の取り方、安全面への配慮など、頼もしい姿を見せてくれました。まだまだ、学ぶべきことはたくさんありますが、参加した親子や北とぴあマネジメント共同事業体の皆様からも、またぜひ共同企画をと言っていただき、今後も地域創生型の活動に胸が膨らみます。

最後になりましたが、北とぴあマネジメント共同事業体の皆様には、前回に続きとても多くの気づきと学びを得られる貴重な機会をいただきました。
心より感謝申し上げます。

参加学生の感想

今回は縦年齢ということで子どもが「できない」となってしまうことを避けた簡単な動きを多く入れることを工夫しました。また子どもは年齢によって記憶力も異なり、繰り返す動きや、見てすぐに真似できるものの方が楽しいと感じやすいことに気付きました。親子での身体表現では親子でアイコンタクトを取っているのを見て、身体的に接触することで子どもが安心し、のびのびと動けるということにも気付きました。

身体だけで表現する運動遊びに加えて、自分で制作した作品を持って思う存分遊べるのは子どもの想像力や発想力にも繋がると感じました。また実際に本物の楽器に触れて、演奏に合わせながら体を動かすことで楽器への興味が深まり、音に合わせて動く楽しさも得られると思いました。
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