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授業紹介:「乳児保育Ⅱ」授乳・離乳食の与え方と妊婦体験


2023年11月20日
担当教員:寺田 清美特任教授
食べることの基本は「楽しく・おいしく」です。生まれて初めての物を口にするという経験していく乳児にとって楽しい経験を多く積めるようにしたいものです。保育者となるために、先ずは、乳児のサインをしっかりと受け止めていくことを学びます。

離乳開始の時期は、大人と同じ食事をたべたがったり、口をもぐもぐしていたり、よだれがたくさん出始める、生後5~6か月頃が目安です。

この日の授業のテーマは、調乳と授乳‧排気の仕方や、さらに離乳食用のスプーンを使い保育者になったつもりで豆腐を食べさせてあげる体験です。乳児役の学生は目隠しをして、豆腐を食べさせてもらいます。そのとき、絹豆腐と木綿豆腐の違いや、初めて舌の上に豆腐をのせた感覚を知り、乳児が初めて食品と出会うことや与え方の留意点に気づきます。

また誤飲から大きな事故につながる「りんご」は、満1歳までは煮リンゴを与えることが決められていることなども学びました。

後半は、おんぶ体験や妊婦ジャケット体験をしました。妊婦体験ジャケットをつけると、予想以上に体が重くなり、足元が見えにくく高い位置のものは取りにくいなど、周囲の人に「手伝って」と知らせる勇気も必要であることを学びました。

学生の感想

  • 木綿豆腐と絹豆腐の違いが難しかった
  • 目隠しすることにより乳児は初めて食する気持ちが分かった気がする
  • スプーンの持ち方、下唇の上にスプーンを近づける事を知らなかった
  • 保育者になるって面白い
  • このような体験授業がとても嬉しい

調乳・授乳の仕方

調乳・授乳の仕方

豆腐を食べさせてみる・食べてみる体験

豆腐を食べさせてみる
食べてみる体験

妊婦体験「結構重いと感じた」 

妊婦体験「結構重いと感じた」 

おんぶ体験も楽しい学び

おんぶ体験も楽しい学び

(幼児教育科)
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