ダンス•身体表現授業発表会ALIVE2023を開催しました
2023年9月13日
ダンス•身体表現授業発表会ALIVE2023を終えて
7月29日(土)、幼児教育科「幼児体育(身体表現)」の講座では心新たにダンス・身体表現授業発表会を再開し、出演者(履修学生)のご家族と同学科の下級生に公開致しました。
当日は、実に70名を超える出演者のご家族が本学に足を運んでくださり、また本学科の受験を検討している高校生とその保護者の皆様にも「授業見学会」として鑑賞していただくことができました。コロナ禍を経て、今年ようやく「発表会」として公開できたことを、今、改めて心から嬉しく思う瞬間でした。
当日は、実に70名を超える出演者のご家族が本学に足を運んでくださり、また本学科の受験を検討している高校生とその保護者の皆様にも「授業見学会」として鑑賞していただくことができました。コロナ禍を経て、今年ようやく「発表会」として公開できたことを、今、改めて心から嬉しく思う瞬間でした。
身体表現の講座では、3クラスそれぞれが工夫とアイディアを凝らして創作に取り組み、一つのクラス作品として発表を行います。2015年度からコロナ禍以前まで行ってきた発表形態から脱皮し、時代と学習者が抱える表現課題に応じた学びを探究し、新たに挑戦を始めたところです。後にご紹介する「出演者(履修学生)の声」にもあるように、創作はゼロからのスタートであり、初めて創作を行う人が多い必修授業では、先行きが不安だったと思います。しかし、創作過程の中で、仲間や先生と実践していく中で皆の中にパッと灯る何かが生まれた瞬間がありました。そして本番を終えて、どれもが皆にとって「たった一つだけのもの」になったことは間違いありません。
授業では、ダンスの楽しさだけでなく、「自分が創ったものを人と共有すること」にこだわって、その感動を身体と心で感じてほしい、という想いで創作と練習を重ねてきました。
創作過程の中では、自分を主張したり、我慢したり、葛藤したりしながら、表現に流し込んでいくという時間がどのクラスにもあります。特にコロナ禍で直接的な対話の機会が薄れていた昨今では、共同活動で互いに近づいたり遠ざかったりする仲間との距離感は、とても楽しいと同時に、遠慮や苦しさなども混ざり合う時間です。しかしそれらの経験が、表面だけでなく一歩踏み込んで互いを知り、深め合うことでそれぞれの表現力に繋がっていくと考えています。
授業では、ダンスの楽しさだけでなく、「自分が創ったものを人と共有すること」にこだわって、その感動を身体と心で感じてほしい、という想いで創作と練習を重ねてきました。
創作過程の中では、自分を主張したり、我慢したり、葛藤したりしながら、表現に流し込んでいくという時間がどのクラスにもあります。特にコロナ禍で直接的な対話の機会が薄れていた昨今では、共同活動で互いに近づいたり遠ざかったりする仲間との距離感は、とても楽しいと同時に、遠慮や苦しさなども混ざり合う時間です。しかしそれらの経験が、表面だけでなく一歩踏み込んで互いを知り、深め合うことでそれぞれの表現力に繋がっていくと考えています。
Bクラス
Cクラス
そして本番には、たくさんのご家族が来場してくださり、下級生や先生、受験生の皆さんともこの表現の時間を共有しました。この「舞台」という場で、「観るー表す」が同化し、「伝わり合う」という時間の共振は、同時代・同世代で表す喜び、観る喜びとなり、学生にとって何にも変え難い身体表現の原体験となったことでしょう。
焼けつくような、燃えるような、暑い夏。2年生にとっては学生最後の夏、社会への一歩に向かって行く夏に、紺碧の空。一片の雲もなく、2年生一人一人の表現が煌めく、素晴らしい時間だったと思います。
最後になりましたが、この身体表現の時間を共にしてくださった全ての皆様、支えてお声かけくださった幼児教育科の先生方、施設課をはじめとする全ての教職員の皆様に心より感謝申し上げます。
焼けつくような、燃えるような、暑い夏。2年生にとっては学生最後の夏、社会への一歩に向かって行く夏に、紺碧の空。一片の雲もなく、2年生一人一人の表現が煌めく、素晴らしい時間だったと思います。
最後になりましたが、この身体表現の時間を共にしてくださった全ての皆様、支えてお声かけくださった幼児教育科の先生方、施設課をはじめとする全ての教職員の皆様に心より感謝申し上げます。
「幼児体育(身体表現)」担当 池田三鈴
出演者(履修学生)の声
- 人前に立ち意見を自分の口からみんなに伝えることはとても勇気がいることで、「どうしよう」と思ったことが何度もありました。しかし、保育現場に出た際には常に前に立つことになるので、学生のうちに人前に立つという経験をできて自分の為になったなと感じました。 ―中略― 自分1人ではできないことも分担し協力する事で素早く完成させることができることも改めて感じました。他クラスの作品を見て、見ている人の心を動かすことができる力というのはすごいものだと思いました。踊っている側も見ている人に届くよう踊っていたと思います。保育者となった際に、子どもたちの発表を見て保護者の方が心を動かされるような物を作る為には「表現」を大切にすることが必要だと感じました。
- ダンスの技術を学ぶことはもちろん、表現とダンスとの関連性を考え、体の内側から表現をすることを意識することで、自分自身も見ている人たちも楽しく見たり行ったりできると分かりました。また、周りの子たちと1からダンスを作り上げ、ぶつかることもあったけれど、それは皆がひとつの作品作りとして素敵なものを作り上げたいという気持ちがあってこそのことで、必要な過程だったのかなと感じました。
- 曲から考え1からクラス全体で作り上げたクラス作品では、初めはどんな風になるのだろうと不安があり、それぞれが様々な役割を持っているため団結力がすごく必要だということを学びました。同じ歌詞でも違った表現の仕方があり、行なっていく度にみんなで作ることの楽しさを知り、各部分が合わさり調整することで私でもこんなに感動するような作品ができるのだと知りました。出来上がった時の達成感が大きく、不安が最終的に自信に繋がったのでステージではほんとに楽しく笑顔で踊ることが出来ました。
- 身体で表現することの楽しさを味わうことができ、すべての授業を欠席なしで毎週、意欲的に取り組むことができた。1から創作することの大変さを感じたが、出来上がった時の達成感はすごいものだった。途中、創作係とその他の人で意見が合わず、クラスの雰囲気が悪くなってしまうこともあったが、その分みんなで団結して協力していいものを作り上げられたと思う。―中略― 授業を通して学んだ、表現の仕方や体の使い方はもちろん、体を動かして表現することの楽しさを子どもたちに伝えられるような保育者になりたいと思った。
- 創作をする時は、お互いに意見が自由に述べられるよう、相手の意見を絶対に否定しないことを大切にしました。また、「どうする?」と尋ねるだけでなくしっかり自分の考えを伝え、主体的に活動に参加するようにしました。そうすることで、より良い作品になったり、グループ全体の一体感が生まれたり、練習に楽しく取り組むことができたりすると感じました。
- 身体トレーニングでは部活を引退して時間が経っていることもありきつい場面もありましたが、体力作りになり、ダンスの前に身体トレーニングをすることで体が動かしやすい状態になっていたので良かったと思っています。 半期を通して、ダンスを楽しいと思えることができたのは身体表現の授業をとっていたからだと感じています。クラスのみんなと楽しく踊り切ることができ、良い経験となりました。
ご家族の声(抜粋)
- コロナが流行り色々なイベントがなくなってしまったこの世代。 親としてもイベントの参加ができなかった数年。 短い時間でしたがとても胸が熱くなりました。 みんなが生き生きとダンスを披露してくれている姿に感動しました。 とても可愛かったし、素敵でしたよ。外も暑かったですが、演技も激アツでした。ありがとうございました。
- 各クラスクラスのカラーが出ていて、それぞれが違ったパフォーマンスだったので短い時間でしたがとても楽しませて頂きました。一人一人が試行錯誤して合わさった表現ということで、見ていても感動しました。衣装や道具の工夫、構成の工夫等まとまっていてすごいと思いました。残り少ない学生生活、引き続き楽しみながら学び、将来へと繋いで行けたら良いと思います。
- このような貴重なお時間を頂けて、保護者である私もありがたかったです。日々、先生方のご指導、人柄の良さ等話に聞いていますが、実際今日の様子からも本当に優しく温かい雰囲気なのだな、と感じられました。ありがとうございました。帰宅した娘もとても楽しかったとやり遂げた様子でした。
発表を終えて
ダンス・身体表現授業発表会の様子をまとめた動画は、以下のリンクからご覧いただけます。
■AIVE2023 youtube Short Ver.
https://youtube.com/shorts/dKNyP0Quecg?feature=share
■ALIVE2023 youtube Long Ver.(限定公開)
https://youtu.be/cwNTdh0VgQs
(幼児教育科)
■AIVE2023 youtube Short Ver.
https://youtube.com/shorts/dKNyP0Quecg?feature=share
■ALIVE2023 youtube Long Ver.(限定公開)
https://youtu.be/cwNTdh0VgQs
(幼児教育科)