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学長短信

2017/12/11

子どもを犯罪から守りながら社会性を育てることができるか? №8

  最近の小学校では登下校時に名札をつけない、あるいは名札自体を廃止する学校が増えているという。名札から名前を知られ事件に巻き込まれることを懸念しての対応らしい。さらに、最近ではご近所の人とも「あいさつをあえてしない」ことや「人から声をかけられても返事をしない」ことが奨励されているとのこと。これも、子どもを犯罪から守るため。
  他方、このような防犯行動に懸念もある。ご近所の人とのあいさつは社会性の育成に必要であり、道で困っている人から声をかけられたら対応するのが人の道であるという意見である。防犯を優先したらよいのか、社会性や道徳を優先したらよいのか、あるいはこれらを両立させる方法はあるのか、難しい時代になった。

(2017.12.11)

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