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学長短信

2017/06/29

現実は妄想よりも怖くなかった! №4

 「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」や「心が叫びたがってるんだ。」などのアニメ脚本家・岡田摩里さん(40歳)は、中1から高校卒業するまでの5年半の不登校経験者。その岡田さんが不登校時代を次のように言っている。「独りで家にこもっていると人の目、人の考えが気になって、『こんな風に見られてる』『こう言ったらああ言われる』と妄想が際限なく膨らんで恐怖に押しつぶされる。ここから抜け出すにはこうしなきゃいけない、と変に『正しさ』にこだわって、身動きが取れなくなるんです。自分を檻(おり)に閉じ込めていたのは自分自身で、外に出てみたら現実は妄想よりも怖くなかった。」(朝日新聞土曜版、2017年4月15日)
 まじめに考える人ほど、いろいろと案じることが多い。案じるのはよいが、案じすぎると、たしかに身動きができなくなってしまうことがある。自戒したい。

(2017年6月29日)

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