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学長短信

2017/03/29

学長短信 250号(最終回) 退任・退職のあいさつ

東京成徳大学で11年間、働かせていただきました。
最後の4年間は、学長として、全学的な管理運営に携わらせていただきました。

大学学校教育法第92条第3項には、「学長は校務をつかさどり、所属職員を統督する。」
さらに、御承知の通り、文部科学省は、この項についての法改正はしなかったものの、教授会と学長との間の権限や役割の明確化をするという形で、この趣旨の徹底を求めるような法改正をしました。

職責の大変な重さを感じながらも、1960後半の全共闘運動で大荒れの大学の中で学生生活を送ってきて、身に沁みついた「学問の自由」「大学(学部)自治」が邪魔をしたようで、なかなかすんなりと文部科学省が意図するような学長の強力なリーダーシップ発揮とはいきませんでした。

しかしながら、言い訳じみてしまいますが、本学の学部・学科、ひいては一人一人の教職員のモラールは全体としてきわめて高いものがあり、「ほっておいてもうまくいく」「へたにリーダーシップを発揮するほうが混乱を招く」という思いを抱くことがしばしばでした。

また、理事会および理事長が、キャンパス環境の整備や学部、学科の人事・予算計画や学生募集など大学運営の根幹的な部分には、実に適切かつ積極的に関与していただき、ともすると合意形成の難しい案件もスムーズに決定、実行に至ることができました。

かくして、最後に申し上げることは、まったく月並みになりますが、こんな学長を支えていただいた皆様方には、衷心より感謝申しあげることになります。

皆様方のご健勝とご活躍を祈念し、さらに東京成徳学園100周年にむけての東京成徳大学のさらなる発展を切に願って、退任・退職のあいさつとさせていただきます。

ありがとうございました。

学長 海保博之
(2017.3.29)

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