2022年10月27日
10月27日（木）、カナダのトンプソンリバーズ大学(TRU)のローリー・ロビンソン国際連携・事業開発課長(Director, International Partnerships and Business Development, TRU World)を代表として3名が来訪しました。一行には、現地にて本学学生の留学生活のお世話をしてくださった留学生アドバイザーのRika Kimura氏もいらっしゃいました。

TRUは1970年に設立され、カナダのブリティッシュ・コロンビア州の中南部にあるカムループスに広大なメインキャンパスを持つ州立大学です。在学生数は遠隔地教育を履修する学生を含めて約25,000人、海外からの留学生は100か国から約3,500人を受け入れています。本学とは2021年5月に協定を締結し、同年9月からTRUとの留学プログラムを開始しました。2021年度は新型コロナウイルスの影響により、学生は10月までオンライン留学の形でプログラムに参加し、11月中旬に12名が渡航し、2022年6月まで現地に留学することができました。

一行は、芳賀国際学部長をはじめとする国際学部関係者との懇談の後、キャンパスの見学、事務局関係者との打ち合わせなどを行いました。懇談では、冒頭、芳賀国際学部長から昨年度の本学学生の受入れと今回の来訪について感謝を表明しました。これに対し、ローリー・ロビンソン国際連携・事業開発課長は「海外からの留学生数は約900名に達し、留学生向けの語学プログラムも含めすべての教育プログラムが回復している。新型コロナウイルス対策については、高い予防接種率を維持していることなどもあり、新規感染者数は少ない状況にある。来年、留学希望者がいる場合には、喜んで受け入れたい」とのお言葉をいただきました。

来年度入学の英語圏留学を希望する学生は、4月に実施する要望調査でカナダ、アメリカ、オーストラリアの協定校の中から留学希望先を選ぶことになります。TRUへの希望者がいた場合には、今回先方から頂いた情報を踏まえ、積極的に派遣をしたいと考えています。