冷戦の終結以降、「グローバリゼーション」の時代が到来しました。そこでは、国境を越えた自由な経済活動の拡大が、希望と共に語られてきました。しかし、中国など新興国経済の勃興と米国経済の相対的な地位低下を背景に、近年こうした従来の「グローバリゼーション」には変化が到来しています。
一方、日本は少子高齢化・人口減少の時代に入り、いやがおうでも独自のグローバリゼーションを続けて行かざるを得ない状況にあります。それは、海外市場の開拓であり、国内における海外人材の活躍機会の増加であり、様々な形で展開しており、現代の若者にとって無視できない問題です。
国際経営論では、時代背景をふまえて国際経営の展開を理解するとともに、国際経営にまつわる制度・人事・税・文化等の問題を学んでいきます。
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