国際言語文化学科在学生の皆さんへ
国際言語文化学科長
直井文子
春というのに桜を愛でることも友人と楽しむことも少なく、先の見えにくい状況で悶々と過ごしている人が多いのではないかと案じております。世界は、未だかつてなかった苦難に直面しています。映画の中の一場面のような、まるで想像もしなかったことが起こりつつあります。
けれどもこのような時こそ、人としての真価が問われることになるでしょう。今この瞬間にも、生命の危険にさらされている人もいれば、それを必死にくい止めようとしている人もいます。
新年度のオリエンテーションや授業開始が、再度延期されました。それまでの期間をどうか無駄にせず、現在の自分にできることをしましょう。3年生はゼミ論について、4年生は卒業研究について、各自、調べたいことを調べ、少しでもメモを作っておきましょう。
明けない夜はないと言った人がいます。この難局が一日も早く収束することを、切に願っています。くれぐれも手洗い、うがいを忘れずに、お身体に気をつけてください。5月の連休明けには、元気にお会いしましょう。