国際言語文化学科4年大瀧由昇君は2019年6月16日実施のHSK(中国政府公認の中国語資格、一番上のレベルは6級)検定試験を受験して、HSK4級に見事に合格しました。
留学に行っていませんが、
半期留学経験者に負けないほど見事な出来栄えです。
おめでとうございます!
写真は中国政府教育省担当部署である「国家漢語弁公室」が北京から授与した中国語HSK4級合格成績通知書を手にする笑顔の大瀧君です。
勉強の方法について尋ねました。次のようにまとめてくれました。学生の皆さんの参考になればと思います。
《大瀧君の成功経験談》
①「勉強方法ですが、【合格奪取! 新HSK 4級 トレーニングブック [読解・作文問題編] - 李貞愛】こちらの参考書を使用しました。
②まず頻出単語の意味とピンインを1日10個ずつ覚えて、頻出単語を一通り勉強してから読解、書写問題を解くようにしました。
③文法等で分からない部分は例文や並び替え問題を何度も読み解き、下手に日本語に訳そうとせず、ニュアンスだけでも理解できるようにしていました。
④作文問題は主に量詞を扱えるようにしておくことと、日常生活で使うような動詞を覚えておくと良いと思います。
⑤他には、直井先生の授業で過去問を実施して下さったのと、HSK公式ホームページで閲覧できる過去問を2、3回ずつ行いました。
⑥試験がどのような問題形式で進行するのかは事前に知っておくべきだと思います。
⑦又、王彗琴先生の授業では、検定ではどういったことが出やすい等、教えて下さったのでひたすらメモしておきました。
⑧リスニング問題は持っているパソコンがCDを読み取れないのでほとんど対策していませんが、頻出単語の
ピンインを網羅しておけば
半分以上は聞き取れるかと思います。
理由としては、中国語検定試験と違い、リスニング問題の選択肢が問題用紙に記載されているので、部分的に聞き取れない箇所があっても、どういった問題を話しているかが推測しやすいからです。
⑨最後に、中国語検定試験の方で
ピンインを答える筆記問題があるということと、キーボードで中国語を打つ時に
ピンインが必要になるので、個人的には意味よりもピンインを覚えるのが
最重要だと思っています。 大瀧 由昇
(直井文子、周建中)