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国際学のすすめ

2020/03/10

6. グローバル化に対応した日本の今後(岩瀬 弘和)

第二次世界大戦後、日本が復興し経済成長を遂げたのは、日本のモノづくり企業の貢献が大きいといえるでしょう。とりわけ自動車と家電はmade in Japanの花形であり、その品質・性能・信頼性が全世界に広まったことで、日本は高度成長を果たすことができました。ところが、最近は中国や韓国、台湾などのアジアメーカーが台頭し、日本ブランドが苦境に立たされていると言われています。

私の専門分野は経営工学ですので、主に製造業を対象として人や資材、設備などの総合的システムの設計や導入、改善に興味を持ち、研究を続けています。近年の製造業では設計・製造・販売のグローバル化が進む一方で、そのサイクルに関しては短期間での意思決定が必要とされています。これを可能にするには最先端の情報システムやIoT技術を利用することが必要不可欠です。しかし、この分野でも日本は世界に後れを取っています。

近年の世界経済がグローバル化する中で、また、少子高齢化に突入し人口が減少する中で、今後、日本が再び活性化するにはどのような方向に向かうべきなのでしょうか。経済的な側面・視点ではなく、国際的な視点で見た場合には今後の日本はどうなるべきなのか、などについて、これからの日本を担う皆さんと一緒に考えていきたい重要な問題です。

(岩瀬 弘和 教授)

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