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お知らせ

2017/12/27

TSU オープンカレッジ2017◇秋期講座の終了を報告しました

東京成徳大学が一般に公開する TSU オープンカレッジ 2017 秋期講座のうち、共通領域部の教員が担当する講座が終了しました。受講してくださった15名のかたに、あらためて御礼もうしあげます。

講義室の写真(12月14日事務局撮影)とともに講師による終了報告が「公開講座」ホームページに掲載されています(12月25日公開)。このページ右にある
  地域・大学・国際交流 > 地域交流 > 公開講座
に進むと、ごらんになれます。

「公開講座」ページと同じ報告の文章を、下に転載します。

(共通領域部)

 

◇TSU オープンカレッジ 2017  秋期公開講座◇
「異人の眼に映った日本と朝鮮」講座を終えて

ユーラシア大陸の東端に位置する朝鮮半島と日本列島を訪れた異邦人が残した記録を日本語でよむ講座が、2017年12月14日に全10回の日程を終えました。

「A 概説コース」で著作のなりたちと著者の生きた時代を紹介し、その著書の本文を読みとく「B 講読コース」とを各5回もうけ、その両方に参加する「C コース」とあわせて三つのコースから選択できるようにしました。

A 第1回 10月 5日(木) イザベラ・バードのみた明治日本
B 第1回 10月12日(木) 『日本奥地紀行』をよむ
A 第2回 10月19日(木) イザベラ・バードのみた李朝末期
B 第2回 10月26日(木) 『朝鮮紀行』をよむ
A 第3回 11月 2日(木) 江戸時代の対馬からみた朝鮮
B 第3回 11月 9日(木) 雨森芳洲『交隣提醒』をよむ
A 第4回 11月16日(木) 李朝の外交使節のみた江戸期の日本
B 第4回 11月30日(木) 申維翰『海游録』をよむ
A 第5回 12月 7日(木) ポルトガル宣教師のみた戦国日本
B 第5回 12月14日(木) ルイス・フロイス『日欧さかさくらべ』をよむ

時代を順にさかのぼり、19世紀の英国婦人が探訪した日本と朝鮮の実像、18世紀の日朝外交をになった両国人の交流と感懐、16世紀の日本で活動したポルトガル人の日欧文化比較と、さまざまな角度から歴史と文化をかいまみる試みでした。

記録するひとびとの旺盛な好奇心とするどい観察眼とにおどろきながら、現代との違いを知るとともに時代をこえた人間の共通性がつたわってきます。著作の言語が、英語、日本語(いわゆる「候文」)、漢文、ポルトガル語とさまざまでした。これらの古い文献が日本語でよむことができるという、いまの日本の出版界にありがたみを感じます。

今期の体験がさらに深い読書への入口になれば幸いです。ややこしい説明にも根気づよくおつきあいくださり、ありがとうございました。なお講座の教室からはなれて、夏とおなじように自主見学会を企画する予定です。
(人文学部 共通領域部 大井 剛 )

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