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2019/08/22

本学OBと石村郁夫准教授が優秀発表賞を受賞しました!




 2018年度に東京成徳大学大学院博士後期課程を修了した阪無勇士さん(現在は昭和学院大学・助手)と臨床心理学科の石村郁夫准教授が、令和元年6月15日(土)~16日(日)に桜美林大学四谷キャンパスで開催された日本ヒューマンケア・心理学会術集会第21回大会において、最も優秀な研究発表として認められ、見事、優秀発表賞を受賞しました。
 
 今回、阪無さんと石村准教授は、児童相談所の一時保護所で働く職員を対象にした心理研修を構想し、研修効果の検証を行いました。その結果、「子どもの気持ちを大切にする関わり」という観点から構想された心理研修は、職員の子どもの行動からトラウマや愛着形成の問題を見立てる視点を育み、職員自身の傷つき体験を軽減するほか、児童への受容的な関わりを促進させ、受容的に関わりやすい組織や職員チームを築こうとする意識・態度を高める傾向が示されました。

 職員からの受容的な関わりは、虐待を受けた子どものトラウマや愛着形成に関する問題を軽減するほか、こどもたちが一時保護所の生活に安心・安全を感じられる効果を持つことが明らかとなっています。受容的な関わりに関する心理研修の臨床的・社会的な意義は大きく、今後益々の活躍が期待されます。

 「社会的危機にある子どもたちが、人の優しさに触れて、職員とともに成長していける保護所の在り方を見つけてきたい」、そう語る阪無さんの、研究の進展が期待されます。

(臨床心理学科) 

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