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お知らせ

2015/10/07

本学大学院生と石村郁夫准教授が優秀発表賞を受賞しました!!

東京成徳大学大学院心理学研究科の修士課程2年の栗原里美さんが、平成27年9月26日(土)~27日(日)に日本赤十字看護大学で開催された日本ヒューマン・ケア心理学会第17回大会において、口頭発表部門で最も優秀な発表として認められ、見事、優秀発表賞を受賞しました。共著の石村先生にお話しを伺って来ました。

Q.今回、受賞された研究テーマは何ですか?
今回、受賞した研究テーマは、「慢性疼痛患者における家族から情緒的サポートと痛みに対する意味づけとの関連」でした。

Q.どんな研究ですか?
実は、腰痛、肩こり、関節痛などの何らかの痛みを持っている人は、全国に約1700万人いると推計されています。これは、およそ日本人の7人に1人が慢性疼痛に悩んでいることになるんです。近年では、慢性疼痛は、その痛みの背景には、何らかの心理・社会的な要因が関与しているとされており、特に、家族からの共感や理解は非常に重要であると指摘されています。そこで、家族からどのように情緒的にサポートを受けているかの程度によって、痛みに対する捉え方や意味づけ方が異なるかについて検証したのが今回の研究でした。

Q.どんな結果が得られたのでしょう?
 慢性疼痛を持っている患者さんは、家族からの共感や理解といった情緒的な支えを知覚していると、痛みの経験をした自分と他者につながりを感じるといった肯定的な感情を持ち、家族から情緒的サポートを知覚していないと、痛みの経験をした自分に他者との距離を感じるといった、他者への否定的な感情を持つことがわかりました。
そのため、慢性疼痛を抱えている患者さんにとって、家族からの共感や理解などの情緒的な支えは、自分の痛みに対してより意味を見出しやすいことがわかりました。

 石村先生、ありがとうございました。 


(臨床心理学科) 


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