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専門科目紹介「国際関係入門」―世界で今何が起こっているのか、最新の世界情勢を知る


この授業は2本立ての構成で展開されます。1つは、最新の世界情勢を知るための課題に取り組むことです。上記のテキストを用いて、毎回10頁ずつ、さまざまな分野にわたる世界の最新の情報をデータや図表とともに学び、内容をまとめます。そこからさらに興味や疑問を持った点を突っ込んで調べてわかったことをまとめます。この課題を毎週繰り返すことで、学期終了時にはいま世界で起こっていることについて、最新キーワードなどを含め知ることができ、そのポイントが何かということを理解するようになります。

もう1つは、国際関係論に関する必要不可欠な知識についての講義です。最新のデータだけ知っていればよいわけではありません。歴史的な背景を含め、国際関係の成り立ちから仕組み、特徴を理解することと合わせて、最新の情報も活かせるようになるのです。国際政治の無政府性、主権国家・国民国家の性質、国益とは何か、相互依存する世界の多様なアクターの活動、多国籍企業、NGO、国際組織、国際世論の形成、安全保障のジレンマ、国際政治の理論、さらには地域紛争のケーススタディとして「パレスチナ紛争」を取り上げ解説します。講義テキストの他に、毎週講義の理解を促進させる「穴埋め式まとめプリント」を授業時に配布し理解を定着させます。

留学から帰っていよいよ国際学の専門科目を学び始めた2年後期にふさわしく、盛りだくさんな内容ですが、いずれの内容も3年次の各専門科目(例えば、平和学、グローバリゼーション論、国連研究、NGO論、アメリカ情勢、ヨーロッパ情勢、アジア情勢、アフリカ情勢等々)の学びの糸口となるもので、ここから興味関心を広げて、専門科目の学びを深めていってほしいと願っています。

岡本和彦
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