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留学からつながる学び(9)終わりに―卒業そしてキャリアへ


江澤 恭子教授
これまで8回にわたり、留学から帰ってきた学生たちの語学力や経験を生かして卒業後のキャリアにつなげる授業を紹介してきました。本学科の最終的な目標は「グローバルに活躍できる人材の育成」です。約1年間の留学経験は、それ自体が素晴らしいものですが、「楽しかった」「面白かった」だけで終わってしまっては、あまり意味がありません。留学を通じて修得したさまざまな経験・知識を活かし、自分自身の将来のキャリアにつなげていくことが極めて重要です。

本学科の学生のほとんどは大学を卒業すると同時に就職します。留学―学び―キャリアとつながる典型的な事例として挙げることができる就職先は、航空業界やホテル・空港関係などかもしれません。中には大学院に進学したり、ワーキングホリデーでもう一度外国に渡ったりするというパターンもあります。日本語学校で教壇に立っている卒業生もいます。どのような進路を選択しても、職場が国内でも海外でも、多様な文化・社会や価値観に身を投じ「グローバルに活躍」していることに変わりはありません。

卒業の前に、学びの集大成として卒業論文の執筆があります。今年度は2025年1月25日に卒業論文最終発表会を開催しました。テーマは「恋愛シミュレーションゲームに見出す性の二重規範」「プレミアリーグと比較したJリーグの課題と改善点」「オーストラリアが抱える動物問題」…と多岐にわたっています。昨年10月の中間発表会を経てのプレゼンテーションは、さすがに留学で鍛えられた最上級生のそれだと感心させられました。

留学を終えて帰国、本学での学びを深めて卒業、そしてキャリアを積んでいく。そのための努力を惜しまず、世界へ羽ばたいてほしいと思います。今後の健闘を祈ります。

卒業論文最終発表会

卒業論文最終発表会

国際学部 学位記授与式

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