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留学からつながる学び(8)「キャリアデザイン2」


2025年3月10日
担当教員:稲垣 久美子特任教授
国際学部では、学生一人ひとりの可能性を最大限に引き出し、グローバルに活躍できる人材の育成に力を注いでいます。その一環として、留学を終えた2年次後期に開講される「キャリアデザイン2」は、学生が留学で得た経験を振り返り、自己成長を実感するとともに、それを未来のキャリアに結びつける役割を担っています。

留学の振り返り

授業の最初に、学生たちは1年間の留学体験を「ライフキャリアチャート」を用いて振り返ります。このチャートは、自身の人生とキャリアの軌跡を一目で理解でき、留学中に直面した困難や克服した課題、得た成長を視覚的に確認できる優れたツールです。これにより、学生たちは自分の成長を再認識し、今後の大学生活やキャリア形成にどのように活かすかを深く考えることができます。

キャリアデザインの基礎を学ぶ

「キャリアデザイン2」の授業では、キャリア形成に役立つ理論や実践的なスキルを学びます。例えば、キャリアアンカーの概念や目標設定の方法について学び、自分の価値観や将来のビジョンについて深く考える時間を持ちます。また、授業中には学生同士で意見を交換し合い、他者の視点から新たな気づきを得る機会も多く用意されています。これにより、広い視野と共感力を養うことができます。

キャリアモデルケーススタディ

本授業の特徴的な取り組みの一つが「キャリアモデルケーススタディ」です。本授業では、学外からゲストをお迎えし、ゲスト自身のキャリア形成の体験や人生観について語っていただきます。「人生で経験する一つひとつのことが、そのときは何の繋がりがないように思えても、何らかのきっかけでそれらは繋がり、全ての経験が意味を持つ」というエピソードは、学生たちに多くのインスピレーションと気づきをもたらします。ゲストとの対話を通じて、学生たちは自分の大学生活や留学体験をキャリア形成にどのように活かすかを深く考えることができます。

ゲスト講師がキャリア形成について語る場面

ゲスト講師がキャリア形成について語る場面

学生たちがグループディスカッションを通じて学びを深める様子

学生たちがグループディスカッションを通じて学びを深める様子

次へのステップへ

「キャリアデザイン2」を受講した後、3年次前期には「キャリアデザイン3」や「キャリアデザイン実習(インターンシップ)」を履修することができます。これらの授業では、留学や大学生活で得た知識・経験やスキルをさらに発展させ、具体的なキャリア選択へと繋げるための実践的な学びが提供されます。

国際学部では、入学から卒業まで一貫したキャリア支援を行い、学生たちが自信を持って未来へ踏み出せるよう万全のサポート体制を整えています。「キャリアデザイン2」は、留学経験を活かし、自分らしいキャリアを切り拓いていくための大切な第一歩です。留学で得た経験を糧に、未来のキャリアへとつなげる学びが、国際学部にはあります。

(国際学科)
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