留学からつながる学び(5)「国際関係入門」
2025年2月12日
担当教員:岡本 和彦教授
学生たちは、1年間という長い海外生活の間にさまざまな体験をしてきます。物価高や治安について体感する機会、環境意識や人権意識に触発される機会などあったことでしょう。他国からの留学生仲間との交流ではそれぞれの生活感覚や価値観の違いに気づかされることも多かったのではないかと思います。
留学で得たそうした肌感覚をもとに、国際的な問題をさまざまな観点から見る見方や世界情勢に関する各種データ(産業、人口、教育、社会保障、軍事、科学技術、環境変動等々)を知ることで、それらが自らの肌感覚と結び付くとき、国際的な出来事の歴史や因果関係、相互のつながりをよりはっきりと認識し、理解できるようになると思います。これもまた海外留学をすることの意義の一つと言えるでしょう。
留学から戻った2年次後期の必修科目であるこの授業は、これから国際学を専門的に学ぶ上で不可欠な国際関係論に関する基礎知識を修得し、国際情勢の現状への認識を高め、現代の世界の動向についてさまざまな視角から見ることの重要性を理解することを目的としています。
そのために授業で活用しているテキストがあります。『今がわかる時代がわかる 世界地図』(成美堂出版)は最新のデータと図表が満載で、とても分かりやすく世界の現状を示してくれます。授業では、毎週このテキストの各項目をレポートにまとめる課題を行っています。
授業では、3年次からの専門科目の学びにつながる授業内容となるよう工夫しています。例えば、国連、NGO、多国籍企業、安全保障のジレンマといった項目を取り上げますが、3年次の「国連研究」、「NGO論」、「平和学」、「アジア太平洋安全保障研究」、「国際問題研究」、「グローバリゼーション論」といった科目の内容を先取りし、3年次の受講につながるよう興味関心を引き出すことを狙っています。2年次の学びが3年次の学びにつながり、それが卒業論文につながるとともに、将来さまざまな場面で国際的に活躍するグローバル人材に育っていくための基礎となることを期待して、授業を行っています。
担当教員:岡本 和彦教授
学生たちは、1年間という長い海外生活の間にさまざまな体験をしてきます。物価高や治安について体感する機会、環境意識や人権意識に触発される機会などあったことでしょう。他国からの留学生仲間との交流ではそれぞれの生活感覚や価値観の違いに気づかされることも多かったのではないかと思います。
留学で得たそうした肌感覚をもとに、国際的な問題をさまざまな観点から見る見方や世界情勢に関する各種データ(産業、人口、教育、社会保障、軍事、科学技術、環境変動等々)を知ることで、それらが自らの肌感覚と結び付くとき、国際的な出来事の歴史や因果関係、相互のつながりをよりはっきりと認識し、理解できるようになると思います。これもまた海外留学をすることの意義の一つと言えるでしょう。
留学から戻った2年次後期の必修科目であるこの授業は、これから国際学を専門的に学ぶ上で不可欠な国際関係論に関する基礎知識を修得し、国際情勢の現状への認識を高め、現代の世界の動向についてさまざまな視角から見ることの重要性を理解することを目的としています。
そのために授業で活用しているテキストがあります。『今がわかる時代がわかる 世界地図』(成美堂出版)は最新のデータと図表が満載で、とても分かりやすく世界の現状を示してくれます。授業では、毎週このテキストの各項目をレポートにまとめる課題を行っています。
授業では、3年次からの専門科目の学びにつながる授業内容となるよう工夫しています。例えば、国連、NGO、多国籍企業、安全保障のジレンマといった項目を取り上げますが、3年次の「国連研究」、「NGO論」、「平和学」、「アジア太平洋安全保障研究」、「国際問題研究」、「グローバリゼーション論」といった科目の内容を先取りし、3年次の受講につながるよう興味関心を引き出すことを狙っています。2年次の学びが3年次の学びにつながり、それが卒業論文につながるとともに、将来さまざまな場面で国際的に活躍するグローバル人材に育っていくための基礎となることを期待して、授業を行っています。
学生の感想
- 自分が知らなかった世界情勢を学ぶことができた
- 第三者目線で客観的意見を教えていただき、先入観なく国際問題を考えることができた
(国際学科)