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充実した留学に向けて(5)「Vocabulary」


2024年7月24日
担当教員:地引優香 助教
国際学部の1年生は、1年次後期から始まる留学先での学習や生活に必要な語学力を養うため、1年次前期に多くの語学科目を履修します。全6科目ある1年生対象の英語スキル科目は、英語プレイスメントテストの結果をもとにクラス編成が行われています。それらの一つである「Vocabulary」の授業は、英語圏留学に参加する1年生が履修する、英語スキル科目の一つです。この授業では、日常的なコミュニケーションでよく使われる語彙と慣用表現を学習し、それらを文脈に応じて正しく使用できるよう練習します。

オンライン学習ツール Quizletを使ってペア対戦

オンライン学習ツール Quizletを使ってペア対戦を行っている様子

個別指導と共同学習で目指す英単語の定着
英単語の学習を通じて授業外学習の定着も目指しています。そのため毎回の授業では、小テストを実施します。小テストの結果は成績評価だけでなく、自己の学習状況の把握としても活用します。「次間違えないようにするにはどうしたらいいのか?」の視点で間違えた理由を分析し、間違え直しを行います。クラス全体で振り返りをするだけでなく、教員は個別に次回の小テストに向けた学習方法のアドバイスなどを行います。
授業全体では学生各自が自己学習では使い方がわからなかった単語や、小テストで間違いの多かった単語などにフォーカスを当てて、辞書や教科書を用いて語法確認を行います。またオンラインツールを使ったゲームを通じて英単語の定着を図ります。グループ対戦をするなど、共同学習の場としての教室での学習も意識した授業展開を目指しています。

各自の vocabulary journalから単語を5個選んで共有

各自の vocabulary journalから単語を5個選んで共有している様子
授業外課題であるvocabulary journal を使って英単語の理解を深めることを目的に、ゲームやディスカッションをしています

文脈の中で学ぶ・使う英単語
英単語の学習は、単語帳を使って反復練習をするだけではありません。英単語をリスニング・スピーキング・リーディング・ライティングで使いこなせるようになるには、その英単語が文章の中でどのような役割をしているのか(品詞は何か)、複数ある意味のうちどの意味で使われているのか、を文脈に応じて判断する力が必要です。私が担当するクラスではvocabulary journal を作成しています。学生たちは宿題として、毎週10個程度の単語の意味や品詞を調べ、その単語を使ったオリジナルの例文をノートに記します。(参考: BBC Learning English https://youtube.com/shorts/5rDKiJoTlOQ?si=ENw00z_tdcDfYZGi)
この授業外学習課題を通じて文脈の中で英単語を使うことに意識を向け、英作文の練習もしています。
語学の習得は、千里の道も一歩から。英単語の学習という小さな積み重ねを通して、留学生活での豊かな経験につながるよう、一歩一歩、励んで欲しいと応援しています。

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