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充実した留学に向けて(1)「留学前ゼミナール(英語圏)」


2024年5月25日
担当教員:地引優香 助教/チュー ジョニー 助教
国際学部では、1年生の後期より留学が始まります。そのため入学直後から留学準備を進めていきます。1年前期では語学科目の履修等に加え、この「留学前ゼミナール」を受講します。この授業は英語圏と韓国に分かれて渡航前準備を行います。

渡航準備
ここでご紹介する英語圏の「留学前ゼミナール」は、今年度はオーストラリアとアメリカの2つの国へ留学予定の学生が履修しています。各回では、留学へ行くにあたって必要なビザ申請等に関する手続きを行うだけでなく、充実した留学生活になるよう、留学先のリサーチも行います。

目標設定
留学先についてある程度の知識をもつことはもちろん、留学の意味や価値を改めて考え、記録しておくことは、留学出発前のモチベーションにつながります。そのため目標設定の方法や振り返りの方法についても授業内活動を通じて理解を深めていきます。「英語をがんばる」といった漠然とした目標を立てる学生が多くいますが、SMARTゴールの考え方で具体的に言語化する作業を行います。このように設定した目標やプロセスの記録は、振り返り作業にも大変役立つリソースです。約1年という長期の留学では、モチベーションの低下など思い通りにいかないことも多くあるでしょう。出発前の当初の気持ちや意気込みを思い出すことで、障害を乗り越えるきっかけにもつながります。

留学後につなげる仕組み
国際学部では、学生たちが帰国後に留学経験の振り返りを行う「留学後ゼミナール」も開講しています。「留学前ゼミナール」で留学準備を整え、留学先では異文化の中で生活し勉学に励み、帰国後は「留学後ゼミナール」やキャリアデザイン、専門科目の授業を通じて、留学経験をその後の大学生活やキャリアへとつなげる。留学をきっかけに国際性を育む仕組みが、国際学部では整っています。

まだまだ先のようで、あっという間に渡航の時期が近づいてきます。充実した留学になるようしっかりと準備をしていきましょう。

志望動機書の作成(ライティング課題)に取り組む様子①

志望動機書の作成(ライティング課題)に取り組む様子②

志望動機書の作成(ライティング課題)に取り組む様子。授業内でも担当教員に質問する機会が多いのは、少人数制の特徴です。

手続ぎの様子

複数の教員が同じ授業を担当するチーム・ティーチングの形をとっています。そのため、必要に応じて、渡航先国ごとに分かれて留学手続きを行うこともあります。

(国際学科)
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