健康・スポーツ心理学科 新入生のみなさんへ
2025年4月9日
ご入学おめでとうございます。健康・スポーツ心理学科(略称:健スポ)へようこそ!
皆さんは、東京成徳大学33期生かつ健スポ17期生です。ぜひ覚えておいてください。今日は、健スポで過ごす4年間のスタート地点に立っている皆さんに、学科教員を代表して、我々の決意を表明します。
日本で人気のある「見るスポーツ」と言えば、何でしょうか。幾つか挙げられますが、野球、サッカー、バスケットボール、大相撲、ゴルフなどがあります。なかでもサッカーについては、国連の加盟国より多い数の各国サッカー協会がFIFA(国際サッカー連盟)に加盟しているように、世界規模のスポーツです。そんな中、先日、サッカーの日本代表チームが圧倒的な力を見せつけて、2026年に北中米(カナダ・アメリカ・メキシコ)で開催されるFIFAワールドカップの出場を決めました。すごいことです。なお、現在の日本のFIFAランキングは15位です。
これほど日本のサッカーが発展したのには様々な要因があり、その1つに、1993年にJリーグ(プロサッカーリーグ)が発足したことが挙げられます。ちょうど本学が開学した年です。実は、それまでの日本のサッカーはアマチュアスポーツで、世界的に見ると日本はサッカー弱小国でした。けれども、1968年のメキシコシティオリンピックにおいて、日本のサッカーは銅メダルを獲得しているのです。因みに、それ以降、日本の男子サッカーはオリンピックでメダルを獲得できていません。
実は、1960年代当時の選手たち(長沼健氏・岡野俊一郎氏・川淵三郎氏など)が引退後、その後の日本のサッカーを支え、Jリーグを発足させるなど日本のサッカーの普及と競技力向上の面で尽力してくれたおかげで、日本のサッカーがこれ程までに発展したのです。そして、当時の選手たちを指導したのがドイツ人コーチのデットマール・クラマー氏でした。クラマー氏は、サッカー技術だけではなく、サッカー哲学や日本サッカーの将来展望なども関係者に教示してくれました。ですので、日本のサッカーの発展につながる礎を築いてくれたということもあり、クラマー氏は「日本サッカーの父」と言われています。以下は、そのクラマー氏の金言の1つです。
『サッカーは少年を大人にし、大人を紳士にする』
我々、健スポ教員は、4年間を通じて、皆さんに健康・スポーツ心理学の専門性が身に付くように様々な指導をしますが、その専門性や大学での経験を社会で活かすためには、「真の大人」でなければなりません。年齢や体格だけが大人であってはならないということです。
そこで、今年度から、健スポの学びを通じて「専門性を身に付けた真の大人」になってもらえるよう、様々な工夫や取組みを導入することにしました。それらのうちの幾つかは、教務担当から後ほど説明があります。
以上の話を踏まえ、我々健スポ教員の決意を表明します。
健スポは、「みなさん」を「真の大人」にする!
1年生学科オリエンテーション 学科長挨拶より
ご入学おめでとうございます。健康・スポーツ心理学科(略称:健スポ)へようこそ!
皆さんは、東京成徳大学33期生かつ健スポ17期生です。ぜひ覚えておいてください。今日は、健スポで過ごす4年間のスタート地点に立っている皆さんに、学科教員を代表して、我々の決意を表明します。
日本で人気のある「見るスポーツ」と言えば、何でしょうか。幾つか挙げられますが、野球、サッカー、バスケットボール、大相撲、ゴルフなどがあります。なかでもサッカーについては、国連の加盟国より多い数の各国サッカー協会がFIFA(国際サッカー連盟)に加盟しているように、世界規模のスポーツです。そんな中、先日、サッカーの日本代表チームが圧倒的な力を見せつけて、2026年に北中米(カナダ・アメリカ・メキシコ)で開催されるFIFAワールドカップの出場を決めました。すごいことです。なお、現在の日本のFIFAランキングは15位です。
これほど日本のサッカーが発展したのには様々な要因があり、その1つに、1993年にJリーグ(プロサッカーリーグ)が発足したことが挙げられます。ちょうど本学が開学した年です。実は、それまでの日本のサッカーはアマチュアスポーツで、世界的に見ると日本はサッカー弱小国でした。けれども、1968年のメキシコシティオリンピックにおいて、日本のサッカーは銅メダルを獲得しているのです。因みに、それ以降、日本の男子サッカーはオリンピックでメダルを獲得できていません。
実は、1960年代当時の選手たち(長沼健氏・岡野俊一郎氏・川淵三郎氏など)が引退後、その後の日本のサッカーを支え、Jリーグを発足させるなど日本のサッカーの普及と競技力向上の面で尽力してくれたおかげで、日本のサッカーがこれ程までに発展したのです。そして、当時の選手たちを指導したのがドイツ人コーチのデットマール・クラマー氏でした。クラマー氏は、サッカー技術だけではなく、サッカー哲学や日本サッカーの将来展望なども関係者に教示してくれました。ですので、日本のサッカーの発展につながる礎を築いてくれたということもあり、クラマー氏は「日本サッカーの父」と言われています。以下は、そのクラマー氏の金言の1つです。
『サッカーは少年を大人にし、大人を紳士にする』
我々、健スポ教員は、4年間を通じて、皆さんに健康・スポーツ心理学の専門性が身に付くように様々な指導をしますが、その専門性や大学での経験を社会で活かすためには、「真の大人」でなければなりません。年齢や体格だけが大人であってはならないということです。
そこで、今年度から、健スポの学びを通じて「専門性を身に付けた真の大人」になってもらえるよう、様々な工夫や取組みを導入することにしました。それらのうちの幾つかは、教務担当から後ほど説明があります。
以上の話を踏まえ、我々健スポ教員の決意を表明します。
健スポは、「みなさん」を「真の大人」にする!
1年生学科オリエンテーション 学科長挨拶より
(健康・スポーツ心理学科)