ウェルネス・ボランティア「活動報告書」を刊行しました
2025年3月31日
健康・スポーツ心理学科は、2009年の開設以来、学科のミッションとして「地域貢献」を掲げています。開設当初は八千代キャンパスがあった千葉県八千代市の「新川わくわくプレーパーク」「放課後子ども教室」、柏市の「遊育クラブ(TTC)」「スマイルクラブ」などの活動において学生がボランティアとしてお手伝いしていましたが、現在は、北区を中心に様々なボランティア活動に参加しています。
健康・スポーツ心理学科は、2009年の開設以来、学科のミッションとして「地域貢献」を掲げています。開設当初は八千代キャンパスがあった千葉県八千代市の「新川わくわくプレーパーク」「放課後子ども教室」、柏市の「遊育クラブ(TTC)」「スマイルクラブ」などの活動において学生がボランティアとしてお手伝いしていましたが、現在は、北区を中心に様々なボランティア活動に参加しています。
2年次選択科目である「ウェルネス・ボランティア」は、計7回の事前・事後授業と夏休みから12月にかけてのボランティア(実習)からなり、実習時間の最低ラインを「2日(2回)以上かつ計720分(12時間)以上」に設定しています。
今年度の履修学生15名は、北区内の「滝野川子ども食堂(COCOROごはん)」「れっど★しゃっふる」やボランティア紹介サイトから探し出したマラソン大会などのボランティアに参加しました。
学生たちの活動内容やボランティア体験の様子は、この度刊行した活動報告書に詳細に記されています。履修学生のボランティア活動時間は、一番多い学生で2,940分(49時間)、平均で1,920分(32時間)でした。今回のボランティア活動を通じ、学生たちは多くのことを学んだようです。
今年度の履修学生15名は、北区内の「滝野川子ども食堂(COCOROごはん)」「れっど★しゃっふる」やボランティア紹介サイトから探し出したマラソン大会などのボランティアに参加しました。
学生たちの活動内容やボランティア体験の様子は、この度刊行した活動報告書に詳細に記されています。履修学生のボランティア活動時間は、一番多い学生で2,940分(49時間)、平均で1,920分(32時間)でした。今回のボランティア活動を通じ、学生たちは多くのことを学んだようです。
学生の総括コメント
- 「ウェルネス・ボランティア」の授業を通して、ボランティアには報酬を求めないからこそ感じたり、得るものがあると実感した。見返りを求めてしまうと私の場合は、見返りの分だけとか、その見返りにあった行動しかできないと思う。自分でボランティアに申し込んで、参加して、自主的に行動するという体験はとても貴重なもので、今回の授業がなければやらなかったと思うので、とても良い経験になった。また、人と人との繋がりが大切であると学ぶことができたきっかけにもなったと思うし、他の学生の体験にもあったが、誰かのために時間と労力を惜しむことなく費やせるようになりたいと強く思った。
- 健康や福祉に関わることだけではなく、ボランティアの人も、参加者の人も全員が心地良い環境にするためにあると感じた。また、「誰かにやらされている」ではなく、自分の意思で自ら行った時に、ボランティアの意義が成立すると感じた。参加者の人達の生活の質を向上させることが出来るように、ボランティアの人全員が積極性や自主性を持つことが、ウェルネス・ボランティアにおいて重要な点だと気づいた。
- ボランティア活動を通して、単に黙々と作業をするのではなく、その活動に対して「思い」を持ちながら活動することの大切さを実感した。「応援したい、元気づけたい」、「役に立ちたい」、「少しでも良い環境を提供したい」などそれぞれの活動に対して思いを持つことで、その思いに伴った意味のある行動をすることができた。また、活動に対する「思い」を持っていることで、報酬や見返りを気にすることなく、「やってあげたい」と自然と積極的に行動したいという気持ちになり、その経験を、授業を通して改めて知ることができて嬉しかった。(一部抜粋)
(健康・スポーツ心理学科)