小西 瑞穂准教授が「乳の学術連合」学術研究報告会にて優秀賞を受賞しました
2024年10月7日
健康・スポーツ心理学科の小西 瑞穂准教授が、「乳の学術連合・牛乳食育研究会」学術研究報告会にて優秀賞を受賞されました。
小西准教授は、2022年度「乳の学術連合」学術研究の助成(「食と教育」分野)を受け、「オンライン版牛乳アレルギー児アドヒアランス向上プログラムの作成 -心因性牛乳アレルギーの克服へ-」という研究課題に取り組んでこられました。
食物アレルギーの根本的な治療は未だになく、患者たちは長期間、原因食物を全く摂取しないか、極少量のみ摂取することで寛解を待つ生活を送っています。その結果、食物アレルギーが身体的には寛解した後も、心理的要因により原因食物を摂取できない状態が続くことが臨床現場でしばしば見られます。小西准教授は、これらの状態を心因性食物アレルギーと定義し、治療過程における心因性食物アレルギーの予防・克服のためのプログラム開発を進めてきました。
受賞された研究課題では、牛乳アレルギー患者を対象に心因性牛乳アレルギーの予防・克服を目的としたオンライン版動画とワークブックからなるプログラムを開発されました。このプログラムは、小西准教授が2018年度に同研究助成を受けて開発したプログラムを基にしたものであり、プログラムを実施した結果、牛乳アレルギー患者およびその保護者の不安や負担感が軽減され、牛乳アレルギーやその治療に対する理解度が向上しました。
これにより、心因性牛乳アレルギーの予防・克服を促すプログラムであることが示唆され、社会的貢献度の高い独創的な研究に継続的に取り組んでいることが評価され、今回の受賞へとつながりました。
健康・スポーツ心理学科の小西 瑞穂准教授が、「乳の学術連合・牛乳食育研究会」学術研究報告会にて優秀賞を受賞されました。
小西准教授は、2022年度「乳の学術連合」学術研究の助成(「食と教育」分野)を受け、「オンライン版牛乳アレルギー児アドヒアランス向上プログラムの作成 -心因性牛乳アレルギーの克服へ-」という研究課題に取り組んでこられました。
食物アレルギーの根本的な治療は未だになく、患者たちは長期間、原因食物を全く摂取しないか、極少量のみ摂取することで寛解を待つ生活を送っています。その結果、食物アレルギーが身体的には寛解した後も、心理的要因により原因食物を摂取できない状態が続くことが臨床現場でしばしば見られます。小西准教授は、これらの状態を心因性食物アレルギーと定義し、治療過程における心因性食物アレルギーの予防・克服のためのプログラム開発を進めてきました。
受賞された研究課題では、牛乳アレルギー患者を対象に心因性牛乳アレルギーの予防・克服を目的としたオンライン版動画とワークブックからなるプログラムを開発されました。このプログラムは、小西准教授が2018年度に同研究助成を受けて開発したプログラムを基にしたものであり、プログラムを実施した結果、牛乳アレルギー患者およびその保護者の不安や負担感が軽減され、牛乳アレルギーやその治療に対する理解度が向上しました。
これにより、心因性牛乳アレルギーの予防・克服を促すプログラムであることが示唆され、社会的貢献度の高い独創的な研究に継続的に取り組んでいることが評価され、今回の受賞へとつながりました。
一般社団法人Jミルク 事務局次長 林雅典氏より表彰状を授与
左から、林事務局次長、小西准教授、
一般社団法人Jミルク 学術調査グループ主任 前いずみ氏
小西准教授の表彰について、「乳の学術連合」公式サイトに掲載されております。こちらも併せて、ご覧ください。
2024年10月8日掲載「2024年度 学術研究報告会を開催しました」
(健康・スポーツ心理学科)
2024年10月8日掲載「2024年度 学術研究報告会を開催しました」
(健康・スポーツ心理学科)