授業紹介：卒業研究 （スポーツ心理学ゼミ）
2023年8月16日
担当教員：夏原 隆之准教授
卒業研究は大学での学びの集大成です。私の専門はスポーツ心理学とコーチングですが、卒業研究は私の専門分野に限定されるものではなく、この機会に深く探求したい、過去の経験や現在の課題を解決したい、卒業後の仕事に有意義に貢献したいなど、学生一人ひとりの興味に基づいています。そのため、卒業研究は、各学生のユニークな視点によって決まります。
例えば、今年度は、以下のようなテーマに取り組んでいます。
一見すると『何でもあり』のように見えますが、スポーツ心理学やコーチング学領域を専門とするゼミの特徴もあります。それは、熟達化理論を活用して、学生の卒業研究指導をしていることが挙げられると思っています。その一部を簡単に説明すると、学生にとって慣れ親しんだ快適な状況（コンフォートゾーン）の外に踏み出し、経験のないこと、どうなるかわからない不確定な状況に身を置き、チャレンジすることです。
担当教員：夏原 隆之准教授
卒業研究は大学での学びの集大成です。私の専門はスポーツ心理学とコーチングですが、卒業研究は私の専門分野に限定されるものではなく、この機会に深く探求したい、過去の経験や現在の課題を解決したい、卒業後の仕事に有意義に貢献したいなど、学生一人ひとりの興味に基づいています。そのため、卒業研究は、各学生のユニークな視点によって決まります。
例えば、今年度は、以下のようなテーマに取り組んでいます。
- 認知的対処方略が孤独感に及ぼす影響
- おとり選択肢が意思決定に与える影響
- 組織の成熟度段階に応じた効果的な目標運営のアプローチ
一見すると『何でもあり』のように見えますが、スポーツ心理学やコーチング学領域を専門とするゼミの特徴もあります。それは、熟達化理論を活用して、学生の卒業研究指導をしていることが挙げられると思っています。その一部を簡単に説明すると、学生にとって慣れ親しんだ快適な状況（コンフォートゾーン）の外に踏み出し、経験のないこと、どうなるかわからない不確定な状況に身を置き、チャレンジすることです。
この根底には、社会では問題は単に外部から与えられるものではなく、多くの場合、自らが課題を定義し、それに対する独自の戦略を考案することが求められている、という私の信念、考えがあります。学生はこうしたことを苦手にしているため、私のゼミでは、あえて自ら問題を設定し、解決していくプロセス、つまり探求の本質に重きを置いて活動しています。
（健康・スポーツ心理学科）
