2023年2月10日
「生涯スポーツ」の授業では、我が国における生涯スポーツを取り巻く諸問題を取り上げ、QOL（クオリティー・オブ・ライフ：生活の質）向上に必要な理論を学びます。また、春期休業中には、自然の中で実践を体験するために学外での集中授業としてスノースポーツ実習を実施しています。

今年度も、１月31日～2月3日の3泊4日で、長野県戸隠スキー場にて「スキー＆スノーボード実習」を実施しました。参加学生の中にはスノースポーツを初めて経験した学生もいましたが、担当教員の指導のもと練習に取り組みました。

参加学生は、実際にスポーツを楽しむことで、生涯スポーツについて一層理解を深めることができました。

●今回の実習で、声掛けをたくさんしてお互い高めあったり、助け合ったりしていたことが印象的で、人との関わりや助け合いが生涯スポーツには必須であると感じた。スノーボードが滑れるようになっただけでなく、生涯スポーツの在り方についてみんなで考え体験できたことがすごく身になったと感じる。実習に参加できてよかったと思う。

●初日は｢早く帰りたい｣と思ってしまうほど、出来なくて心が折れそうでした。でも、2日目から出雲先生が親身になって指導して下さり、何とか滑れるようになりました。そして、最終的には｢まだ帰りたくない、もっと滑りたい｣と思えました。このメンバーでスキーやスノボを出来るのは最初で最後だったと思うけど、学んだことをこれからプライベートで行くスキーにも活かしていきたいです。今回参加して、言葉で伝えられたことを上手く実践することの大変さや、恐怖心や出来ないことがあっても諦めずトライすることの大切さを学びました。この実習がなかったら、今後スキーをすることは無かったかもしれないと考えるとすごく参加して良かったです。

●今まではスキーが一番だと思っていたが、スノボの楽しさを知ることができた。同時に安易な考えや知識で滑ろうとすると簡単に大怪我につながる可能性があることも感じた。 最近は友達と行くとなるとスノボの方が多いと聞いていたので今回実習で滑れるようになったので、これから先も生涯スポーツとして付き合っていけるようになれて嬉しい。

（健康・スポーツ心理学科）