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授業紹介:心理学統計法


2024年11月6日
担当教員:小川 緑助教
「心理学統計法」は主に1年生が履修する科目です。この科目では、心理学研究論文の読解、実験データや調査データの分析を行うための基礎的な知識を身に着けることを目的とし、統計的仮説検定の考え方、正規分布の理解と分布表の利用方法、相関係数の意味を扱っています。

授業では、具体的な数値や例を用い、基本的なデータの読み取り方や平均値、分散、標準偏差などの統計の基礎知識を学びます。特に、統計的仮設検定の考え方は得られたデータが偶然の産物かどうかを判断するための手法であり、科学的な判断を行う上で欠かせない考え方です。重要な学習事項であるため、多くの授業時間を使い、特にχ2乗検定(カイ二乗検定)を取り上げ、データ間に関係があるかどうかを検証する方法を学びます。

統計的な考え方は慣れないうちは難しく、また数字に苦手意識があると学習意欲が湧かないこともあります。そのため、本科目では、可能な限り演習問題に取り組む時間を設け、繰り返し統計的な考え方や数字に触れるようにしています。

この科目を通じ、心理学における研究を支える重要な統計手法を学び、今後の学びにつなげてほしいと思います。

学生の感想

  • 理解ができれば楽しいので、これからの授業が楽しみです
  • 模擬実験や練習問題ができ、勉強になる
  • 数学が苦手だが、頑張って学習していきたいと思う


(臨床心理学科)
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