子ども学部公開講座「子どもの権利と幸せをどう守る?―子ども観の変容を手がかりに―」を開催しました
2025年2月28日
2月15日、子ども学部公開講座「子どもの権利と幸せをどう守る?―子ども観の変容を手がかりに―」を開催しました。講師は、教育学を専門とする石黒 万里子 子ども学部教授と東京都北区子ども未来部子ども未来課長の古平 聡氏が務め、2時間の講座におよそ100名の受講者が参加しました。
講座では、子どもの「権利」と「幸せ」をめぐる現代的課題を確認しつつ、本学が所在する東京都北区で2024年4月に施行された「子どもの権利と幸せに関する条例」について、その趣旨と特徴を紹介し、これからの子どもと大人のあり方について考えました。
講座では、子どもの「権利」と「幸せ」をめぐる現代的課題を確認しつつ、本学が所在する東京都北区で2024年4月に施行された「子どもの権利と幸せに関する条例」について、その趣旨と特徴を紹介し、これからの子どもと大人のあり方について考えました。
本講座は現代の子どもを取り巻くさまざまな状況の中で、子ども観の変容を的確に捉え、「子どもの権利と幸せに関する条例」がどのように制定されたかがつぶさにわかる興味深い内容で、条例の制定と広報に関わった古平氏と石黒教授の熱意が大いに伝わりました。とりわけ子どもの「幸せ」が示すところの意味を深く考え、地域社会で子どもを見守り、育てることの大切さと、そのための行政のあり方を具体的に学ぶ大変良い機会となりました。
(子ども学科)