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【科目紹介】教養科目「政治学入門」「環境論」 担当教員:原田 大准教授


2025年3月13日
今回は、一つの科目ではなく、いくつかの科目からなる教養科目グループについて紹介します。

経営学部では、いかにも経営学部らしいマーケティングや簿記・会計に関する科目だけではなく、様々な科目が開講されています。例えば、「政治学入門」や「環境論」などです。他にも、「歴史学入門」や「哲学入門」といった科目もあります。これらの科目は、カリキュラム上、教養科目として開講されています。

そして、この教養科目を学べることこそ、大学で学ぶ大きな理由の一つだと言えます。

純粋に「仕事」を覚えたかったら、すぐにでも職に就いて経験を積み重ねるのがいいかもしれません。また、特定の分野や資格試験に特化して学びたいなら、それ専門の機関がいいかもしれません。なのになぜ大学で学ぶのでしょうか。その答えの一つが(もちろん全部だとは言いません)、じっくりと、深く、物事の本質を学ぶ機会がある、ということなのです。

上で例に挙げた「政治学入門」や「環境論」は、人間のあり方と社会とのかかわり方を考える学問です。このような科目を学び、人間と社会の基礎がわかっていると、いかにも経営学部らしい、いわば応用の科目を学んだときに話の背景を深く理解することができます。そうすると、その応用科目は単なる暗記科目ではなく「わかるから楽しい」科目になっていきます。そしてわかっているからこそ、学んだ知識を「自分なりに活用できる」ようになります。
変化が激しく不確実性も高いこの時代、企業も「小手先の(時代が移り変わったら通用しなくなる)テクニック」を身につけた人よりも「深い(どんな状況になっても対応できる)教養」を身につけた人材を求めています。実際、本学が卒業生の就職先企業に対して行ったアンケートでも、ほぼすべての企業が、教養を「必要である、ある程度必要である」と回答しています。

なんとなく大学へ行こうかなと思っている人も、学びたいことが決まっている人も、教養科目を学んでみましょう。難しく考える必要はありません。「わかる」と「楽しい」ですよ!

リベラルアーツイメージ画像

受講学生の声

政治学入門
  • 大学に通い始めて3ヶ月が経ち、自分はなぜ大学に来ているのだろうかと考えたことがありました。そこで先生の言葉を聞き、改めて将来の目標やこれから先の自分のために講義、勉強を頑張ろうと感じることができました。感謝しています。1回も休むことなく終えられ、良かったと思いました。
  • 高校までの社会の授業では絶対に答えがありました。しかし、この講義では、政治学の歴史や変化、それを人々はどう捉えたか等、正解のない問いが多く、自分で考えて答えを出すことが新鮮でした。
  • 大学に入らないと学べないようなことばかりだなと思いました。最初は苦手な分野だったので、非常に心配でした。しかし、教え方がとても上手く、話し方もゆっくりで、自分でも少しずつわかっていき、非常に楽しく授業を受けることが出来ました。

環境論
  • 環境論の講義を終えて、全体を通してとても衝撃的であった印象である。講義を受けて私に身についたことは、知識と言うよりかは、新たな考え方と言う方が適切であるように感じる。環境論を受講していくにつれ、環境という広い定義に周りの学問を巻き込んで考えることができるということを知り、驚愕した。
  • この環境論で学んだ様々なことがどちらを優先するべきか正解のないことばかりで、深く考えさせられました。
*2024年度講義の感想より一部抜粋
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