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【ゼミナール紹介】 現代企業に必須のイノベーション戦略を学びます


2024年8月3日
担当教員:宮澤 俊憲教授

「イノベーション・マネジメント」を研究する宮澤ゼミナール

現代では、どの業種においてもイノベーションが企業の競争力を決定づけるようになっています。ゼミの学習では、まずイノベーションが産業構造、企業行動、社会に与える影響などについて理解を深め、さらに経営学の視点からイノベーションをどのように創出しマネジメントしていくのかを研究します。

分析対象の企業は、製造業、IT産業からサービス業に至るまでの幅広い業種の中で、イノベーションの担い手になっている優良企業です。そのような優れた技術、製品、サービスを有する企業群を、イノベーションの理論、事例、データという3つの視点から分析し、その強みと問題点、競争力向上に必要な戦略と今後の方向性を考察します。

卒業時までに、データ分析スキルを修得し、かつ論理的思考力、論文作成力、発表・説明能力を身につけることを目標とします。

宮澤ゼミのメンバー

宮澤ゼミの様子

下表は、4年ゼミ生7名が取り組んでいる卒論の概要です。
論題:大手コーヒーチェーン4社の経営戦略の比較分析
概要
コーヒー業界ではコンビニエンスストアやファストフード店などからの新規参入が相次いでいる。大手コーヒーチェーンであるスターバックスコーヒー、ドトールコーヒー、タリーズコーヒー、コメダ珈琲店の4社がその対抗措置としてどのような戦略をとっているかを比較し分析する。
論題:日本企業の対中依存度低減に向けた取組みの考察
概要
日本企業が製造工程を海外に委託する事例が増加する中で、特に中国への依存が顕著であり、それに伴い技術流出リスクも高まっている。この問題に対処するため、サプライチェーンを分析し、日本企業の国内回帰や地産地消など、中国への依存度低下に向けた取組みを考察する。
論題:ソニーとパナソニックのイノベーション創出戦略
概要
本研究では、バブル崩壊以降の日本の電機産業全体の動向を俯瞰し、その中で特にコンシューマー向け製品を供給するソニーとパナソニックに焦点を当てる。両社の経営戦略と製品戦略を分析することにより、電機産業が低迷から抜け出し復活するための示唆を得る。
論題:サンリオの持続性あるブランド戦略についての研究
概要
サンリオは創業以来現在までの約60年間、キャラクタービジネスの代表企業として人気を維持している。ファンの年齢層の広がりに対応した新たなビジネス手法を考察するとともに、ファンを惹きつけるキャラクターについて形状やイメージの視点から、その特徴を明らかにする。
論題:DX時代における文具業界の流通システム変革の取組み
概要
日本の物流は効率化の追求により高度な段階に達したが、その反面、商業者が顧客と直接出会う機会が失われている。そこでDXの活用により、自社のECサイトに場としての役割を付与し、顧客に新たな付加価値を提供することで、流通システムの変革が可能になると推察する。
論題:SPAの経営戦略とビジネスモデルに関する研究
概要
SPAの代表的企業としてファーストリテイリング社を研究対象とし、その経営戦略の動向を分析する。さらに傘下にある企業のうち、特にユニクロに焦点を当てる。国内人口の減少により厳しい経営環境下にあるアパレル業界において、成長を続けていくための対策を論じる。
論題:任天堂の製品開発と市場開拓戦略の分析
概要
ゲーム機業界において、任天堂はソニーやマイクロソフトなどの競合企業に対抗し、ニンテンドースイッチやWii、DSなどの新しいゲームハードを開発し、売上を伸ばしている。どのように競合他社と差別化を図り収益力を高めているかについて、製品開発の視点から研究する。
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