92.韓国・建国大学留学（S.A.さんより）

留学期間：2022年9月～2023年8月中旬（予定）
韓国・建国大学に留学中のS.A.さんからの留学報告です。学習や留学生活について紹介してくれました。

韓国語学習

学校のカリキュラムで文化授業があった。文化授業を通して外国人と韓国語を共通語にしながら話していく上で関係を築き、たくさんの友達を作った。

一番伸びたと感じるのは会話である。なぜなら、前までは、韓国人と韓国語を使って話す機会がなく日本人と韓国語を話していたために、自分の話す韓国語に自信がなかったが、留学して韓国語で会話をする中で、自分の話す韓国語がしっかり相手に伝わっていることを実感したからだ。それに、成徳の友達からも『韓国語伸びたね』と言ってもらえることが増えて、今では自信を持って韓国語を話せるようになった。だが、敬語や不規則に変化するものに関しては、まだまだ勉強が足りないなと感じた。

期末テストでは『読み』の点数は下がってしまったが、スピーキングテストはほぼ満点で、会話力や発音、文法、単語など会話の幅が広がったと感じた。そして、テストの結果4級へ上がることができた。3級では、私自身の留学生活が豊かになる、そんな素敵な仲間と先生に出会えて学習も捗った。4級では、会話を主に学習するということになるので、発音、単語をもう一度復習して次の学期も頑張りたい。

留学生活

この一か月で留学に来る前の私はすごく親に甘えていたと感じた。朝起きることや、ご飯、送り迎えなど考えてみたら、親頼りの子供だったと思った。はじめのうちは、緊張や環境が変わったせいでよく眠れない、朝早くに目が覚めてしまうなどで困っていたが、最近はぐっすり眠れて、朝もアラームなしで起床できるようになった。

最近の話で実のところは学校の通学時間ギリギリに起きて、朝ご飯も食べないまま授業を受けるなど環境に対応でき過ぎてしまって、乱れた生活を送っていた。そこから抜け出すのも自分でやるしかないので、対策を考えて一つ一つ解決していき、最近やっと実現できた。一つずつでも確実にできることを増やしていきたい。

それから、韓国は本当に寒くなるのが早くてマイナス気温になるのも早い。マフラーと手袋、さらには耳当てまで必要だと思う。留学を続けるためにも毎日学校に通うことは絶対条件なので、体調管理をしっかり行って体を壊さず健康に生活する。韓国に来て、歯が痛くなったので、薬局で何にでも効く鎮痛剤を購入して使用したが、副作用があった。だが、慣れたら副作用もなくなって、ちゃんと鎮痛剤としての役目をはたしてくれてよかった。

今後について

最近韓国で生活しながら韓国の大学生に憧れを持つようになった。何故かというと、学校終わりにふらっと立ち寄った大学で正規学生たちによる調査などを行っているものに参加した際に、日本人の正規学生が担当してくれたのがきっかけだ。その学生さんは、建国大学の語学堂を5級の時に卒業してそのまま大学に入学したそうだ。今私は、4級にいるので大学に入学できるラインは合格していると言われた。聞いてみると、学科もたくさんあってまずは韓国の大学にどんな学科があってそこから気になる学科を見つけて、学校説明会などに足を運んでみようと思う。

せっかく興味を持ったことだし、いろいろ行動してみたい。なので、是非先生方にもたくさん相談をしようと思っている。もちろん韓国語も同時に学びながら友達との共同生活にも支障をきたさないように。この留学もしっかり来年の8月まで終わらせることが今の私の目標だが、それで終わりではなく、その先に何をしたいのか、さらに大きな目標を掲げてまたそれに向かって頑張りたいと思う。

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