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88. 韓国・慶煕大学留学(I.N.さんより)


留学期間:2022年9月~2023年8月中旬(予定)

学習面での振り返り

来月にテストがある為、いつも以上に気を引き締めて取り組みました。テストが近い事もあり、授業で学生が発言する機会が多く感じました 。

말하기(スピーキング)の授業で、学生同士が文章を考え先生の前で発言する授業がありました。말하기が一番苦手な為とても不安でしたが、緊張感を持ち皆んなの前で発言する事は自分の実にもなり、良い経験をする事が出来ました。自分の頭の中では文章がまとまっているのに韓国語で文法を作り伝える事が難しく、自分の苦手な部分を見つけました。この苦手を得意に変え、テストで良い結果を残せるよう勉強しようと思いました。

生活面での振り返り

約2ケ月が立ち、生活にも徐々に慣れてきました。そんな時、私はコロナに感染してしまいました。隔離された時、ルームメイトの子と共同で使っていた物を今後どうするか悩みました。また、外に一切出られない為食料や生活用品にも困りました。しかし、友達が食事や生活用品、薬等を玄関先に届けてくれたおかげで安心して隔離生活を過ごせました。

異国で感染し、隔離生活をする事は非常に心配で精神的にとても疲れましたが、健康でいる事、外に出て人と会う事がどれだけ幸せな事か、今までの当たり前が失われてそれらの大切さに気付く事が出来ました。友達は勿論、先生方の支えがあり非常に心強かったです。

今後に向けての反省と抱負

学習面では苦手な말하기の授業で様々な単語や文法を用いて文章を作れるよう頑張りたいです。どうしても緊張したり焦ったりし自分の思い通りの伝え方が出来ず、相手に疑問を持たせてしまう事が多かった為、相手の理解しやすい単語や文法を落ち着いて伝えられるよう意識したいと思いました。

生活面では、まさか自分が感染すると思わずに韓国に来たのでルームメイトと共同で使う物を隔離期間中どうするか困りました。今回のような場合も予想して韓国に来るべきだったと反省しました。今後もまた同じ事があった時に備えなるべく自分の物は自分で用意しておこうと思います。

留学生活と食事

餃子の皮の中にさつまいもの餡を入れて揚げたスイーツを自炊で作りました。SNSで偶然見つけとても美味しそうで、ルームメイトも私もさつまいもが大好きなので意気投合して作ろうと決めました。この料理は餃子の皮の中に、牛乳と砂糖とさつまいもを混ぜてペーストした餡を入れ、油で揚げたら完成する簡単な料理でした。この料理のそれぞれの材料はほぼ100円代で収まり、少しの時間で手軽に出来てしまうコスパも味も良い最高の食べ物でした。

自炊と言っても材料や料理器具など揃えるのが大変で出来ない料理もあるのでこうしてコスパも時間も丁度良い料理は留学生にとって非常に助かると感じました。

これは「마라탕」という中国料理です。ラーメンに似たもので、自分で具材を取って辛さが選べる料理です。

この料理を食べるのは韓国に来て本当は2回目と言いたいところですが、今回が初めてでした。詳しく説明すると、初めて行ったお店で注文した時、「마라탕お願いします」と伝えたつもりが、相手には「마라반」と伝わってしまい違う料理が出てきてしまいました。「마라반」とは汁がなく具材が炒められた料理です。それでも勿論美味しく食べましたが、この経験からもっと発音練習が必要だなと強く感じ、失敗から学べた瞬間でした。

クラスメイトから「빼빼로」というお菓子をもらいました。このお菓子は日本でいう、ポッキーに近いお菓子です。

日本でもポッキーの日があるように、韓国でも11月11日が「빼빼로の日」となっています。私はこの「빼빼로の日」にコロナ感染で学校を休んでしまいました。韓国で初めて過ごす「빼빼로の日」にクラスのみんなに配ろうと考えていたので、とても残念でした。

しかし、体調が良くなり学校へ行ったら、クラスメイトの子が私の分の빼빼로をとっておいてくれました。外国人の子から貰ったのですが、一生懸命に韓国語で伝えながら渡してくれて、優しさを感じました。「빼빼로の日」を残念な気持ちで過ごしていたので、貰った時は気持ちが明るくなりました。
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