84. 韓国・漢陽大学留学(N.M.さんより)
留学期間:2021年9月~2022年8月中旬
漢陽大学へ留学したN.M.さんからの、2021年秋の留学報告です。
漢陽大学へ留学したN.M.さんからの、2021年秋の留学報告です。
グローバルな学び
今月は自分自身が大きく変わった1か月になった。私はグローバルな人材になることが一つの目的で留学したのだが、その目的の達成に近づくことができた出来事を報告したい。
私は約3か月で他国の友人と仲良くなることができた。日本にいるときは海外の友人が一人もおらず、留学に来なければ知り合う機会すらなかっただろう。留学をしたおかげで、さまざまな国の友人と出会うことができた。学校が終わった後、カフェや食堂に行き韓国語で沢山会話をした。お互いにまだまだ韓国語の実力が足りないため、翻訳機を使いながらの会話だったけれど、とても楽しく、自分の成長が目に見えてわかったため良い経験になった。
この経験のおかげで他国について知ることができた。イタリアでは日本のアニメが流行していて、日本への関心が高まっているそうだ。また、日本人が「ちがうよ」と伝えたいとき、手を横に振る行為は、イタリアで「頭がおかしい」という意味になることを知った。ベトナムでは日本への渡航が厳しく制限されているが、日本にいる知り合いに紹介状のような手紙を書いてもらうと簡単に渡航できるそうだ。このような他国では当たり前だけれど、日本人が知らないことを知るたびに他国への興味が沸き、留学に来てよかったと思える瞬間が沢山あった。
私は約3か月で他国の友人と仲良くなることができた。日本にいるときは海外の友人が一人もおらず、留学に来なければ知り合う機会すらなかっただろう。留学をしたおかげで、さまざまな国の友人と出会うことができた。学校が終わった後、カフェや食堂に行き韓国語で沢山会話をした。お互いにまだまだ韓国語の実力が足りないため、翻訳機を使いながらの会話だったけれど、とても楽しく、自分の成長が目に見えてわかったため良い経験になった。
この経験のおかげで他国について知ることができた。イタリアでは日本のアニメが流行していて、日本への関心が高まっているそうだ。また、日本人が「ちがうよ」と伝えたいとき、手を横に振る行為は、イタリアで「頭がおかしい」という意味になることを知った。ベトナムでは日本への渡航が厳しく制限されているが、日本にいる知り合いに紹介状のような手紙を書いてもらうと簡単に渡航できるそうだ。このような他国では当たり前だけれど、日本人が知らないことを知るたびに他国への興味が沸き、留学に来てよかったと思える瞬間が沢山あった。
韓国の行事
今月は韓国のイベントであるペペロデイを体験した。ペペロデイとは、韓国のお菓子「빼빼로」を大切な人に贈るイベントで、毎年11月11日に行われる。日本にあるポッキーデイと少し似ていて、「1」の形がペペロの形に似ていることが由来である。
韓国に来る前からこのイベントの存在は知っていたが、思っていたよりも大きいイベントだった。11月11日が近くなると、デパートやコンビニにはさまざまな種類のペペロが並び、町中がお祝いムードになった。私も担任の先生からペペロをいただき、韓国国内で行われるイベントに参加したことで、韓国人がどんな日常生活をしているのかを改めて実感することができた。韓国には日本と異なる記念日や行事が多いので、韓国にいる間に沢山体験してみたい。
行事といえば、日本と韓国、両国ともに七夕がある。留学前ゼミナールで事前に学んだ通り、日本では7月7日に雨が降ると良くないが、韓国は雨が降ると良いと言われている。この話が授業でも取り扱われた。私のクラスメイトはアジアに住む人がほとんどだが、イタリア人が一人いて、この授業を聞いているとき不思議そうな顔をしていた。イタリアには七夕のような話がないそうだ。昔から伝わる童話も、国や地域の文化を表す象徴なのかもしれない。私は韓国に伝わる七夕の話を聞いて、雨が降っても降らなくても良いのではないかと思うようになった。日本国内の考え方に囚われず、物事を広い視野で見てみると新しい発見があって面白いと感じた。
韓国に来る前からこのイベントの存在は知っていたが、思っていたよりも大きいイベントだった。11月11日が近くなると、デパートやコンビニにはさまざまな種類のペペロが並び、町中がお祝いムードになった。私も担任の先生からペペロをいただき、韓国国内で行われるイベントに参加したことで、韓国人がどんな日常生活をしているのかを改めて実感することができた。韓国には日本と異なる記念日や行事が多いので、韓国にいる間に沢山体験してみたい。
行事といえば、日本と韓国、両国ともに七夕がある。留学前ゼミナールで事前に学んだ通り、日本では7月7日に雨が降ると良くないが、韓国は雨が降ると良いと言われている。この話が授業でも取り扱われた。私のクラスメイトはアジアに住む人がほとんどだが、イタリア人が一人いて、この授業を聞いているとき不思議そうな顔をしていた。イタリアには七夕のような話がないそうだ。昔から伝わる童話も、国や地域の文化を表す象徴なのかもしれない。私は韓国に伝わる七夕の話を聞いて、雨が降っても降らなくても良いのではないかと思うようになった。日本国内の考え方に囚われず、物事を広い視野で見てみると新しい発見があって面白いと感じた。
大韓民国歴史博物館
大韓民国歴史博物館
気温が下がり、冬を感じるようになったころ、大韓民国歴史博物館に訪れた。この博物館は19世紀末から現在までの大韓民国について記録している博物館だ。先月、景福宮に行った際、建物を見かけて一度訪れてみたいと思っていた博物館だった。展示されている書物を見て、日本と酷似していると感じる点があった。その点とは、漢字とハングルを一緒に使っていることだ。博物館で19世紀末に発行された韓国の新聞を見たとき、漢字とハングルが使用されていた。日本の昔の書物は漢字と平仮名で書かれている。もとを辿れば、両国とも漢字を使用していたが、その国独自の文字を使用するようになったようだ。このように時代が変わるに連れて文字が変化していく様子を目で見ることができた。
表彰式と韓国語学習
秋学期が終わり、成績が返ってきた。漢陽大学国際学院では、階級ごと成績上位3名に奨学金を授与している。私は2級で2位、クラスで1位の成績で秋学期を終えることができた。奨学金受領者は6級の卒業式兼奨学金受領者の表彰式に参加することができたため、クラスの修了式の前に表彰式に参加した。そこには6級の卒業生と奨学金受領者が沢山いて、自分もこの中にいると思うと、優越感を感じた。
私は今までの学校生活で良い成績を取れたことが少なく、今回の成績が一番良かった。勉強があまり好きではなく、大学に通うまでは進んで勉強していなかった私が自ら進んで学べる語学に出会えたことがとても嬉しい。冬学期は3級進級するため、さらに難しい韓国語を学ぶと思うが、意欲的に学習したい。今回の点数が100点満点中98点だったので、次のテストでは100点を取りたい。
11月は先月よりも濃い1か月で、留学に来なければ体験できないことを多く体験することができた。11月20日から12月6日まで休みのため、次の学期に備えて復習をしたい。現在韓国では新型コロナウイルスの感染が拡大しているため感染予防をして、来月はさらに気温が下がるので、体調管理をしながら生活したい。
私は今までの学校生活で良い成績を取れたことが少なく、今回の成績が一番良かった。勉強があまり好きではなく、大学に通うまでは進んで勉強していなかった私が自ら進んで学べる語学に出会えたことがとても嬉しい。冬学期は3級進級するため、さらに難しい韓国語を学ぶと思うが、意欲的に学習したい。今回の点数が100点満点中98点だったので、次のテストでは100点を取りたい。
11月は先月よりも濃い1か月で、留学に来なければ体験できないことを多く体験することができた。11月20日から12月6日まで休みのため、次の学期に備えて復習をしたい。現在韓国では新型コロナウイルスの感染が拡大しているため感染予防をして、来月はさらに気温が下がるので、体調管理をしながら生活したい。