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126. 韓国・漢陽大学留学(F.A.さんより)


留学期間:2022年9月~2023年8月中旬
漢陽大学に留学中のF.A.さんより約10か月経ったころの報告です。2度目のコロナに罹ってしまい大変だったようですが、長期留学も残り1ヶ月となったときの心境や行動の様子が綴られています。

学習面での振り返り

6月に入り、新しく7級での授業がスタートしました。7級は今までのようにテストや決まった教科書もなく、今まで学んできたことをさらに深く学習しています。曜日ごとに문법(文法)、쓰기(書き方)、읽기(読み方)、듣기(聞き取り)、문화(文化)と分けて学習をしています。毎日学習の内容も担当してくださる先生も違うため、とても楽しく勉強ができています。

授業内容はその日によって違うのですが、自分が分かっていたと思っていた部分を詳しくつっこまれると説明が出来なかったり、知らない単語が多かったり、自分の欠点と向き合うことが出来ているような気がします。また、ひとつの分野を少人数でその日その日に丁寧に教えてくださるので、今までよりも取り組みやすいように感じます。

しかし、一緒に勉強している学生は計5人で全員日本人。そのうち4人は東京成徳の学生なので休憩の時間などに日本語を使用する機会が多くなったことやテスト、課題提出がないことで気の緩みが出てしまわないか心配な点もあります。逆に考えれば残りの1ヶ月ちょっとは負担なく韓国での貴重な体験と日本に帰る準備ができるのではないかなと思います。

生活面での振り返り

新学期が始まる1週間ほどから体調が非常に悪く治らないので病院で検査したところ、韓国で2度目のコロナに感染してしまいました。1回目は韓国に着いてすぐかかり、2回目は新学期と同時に判明しました。本当に不運だなと思いつつも違う寮で隔離生活を送っていました。症状は前回よりもひどく大変でした。それでも数日の間一人部屋だったことが本当に幸せでした。

復帰して学校にも通い始め、前までは寮に戻って寮の近くを散歩したりお昼寝したりとあまり有意義ではなかったのですが、最近は学校が終わって積極的に外に出るようにしています。残り少ない日数を見ると日本へ帰りたくない気持ちが芽生えて、でもこのままの生活が続くと思うと帰りたい気持ちになっての繰り返しをしています。

留学報告

1枚目の写真はコロナに感染する前の6月の頭に日本から母親と母の友人が渡韓しました。多くの場所を案内したのですが、その中でも韓国の歴史的名所、景福宮を案内した際にいつもより人が多いなとは思っていたのですが、その日は入場無料の日で、さらに王宮守門将交代儀式というものが行われていました。

王宮守門将交代儀式とは、朝鮮時代の王宮で門の開閉や警備をしていた守門軍の交代儀式を専門家の考証に基づいて再現したものになります。この再現儀式は猛暑時、極寒時を除いて気象状況を考慮しながら行われるものなので、隣にいた韓国人の方も初めて見たと仰っていました。多くの観光客や幼稚園生、高校の修学旅行で来た人などがいました。

2枚目の写真は週末にカフェに行った際に撮ったものなのですが、カフェが絶対になさそうな雰囲気の場所にカフェがあることが韓国はよくあることなのですが、よく考えれば日本では大体人が多く集まる場所にあり、道沿いにわかるように設置されているなと思いました。カフェ大国の韓国のお店の構造を日本にも取り入れられたらいいなと思いました。
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