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70. 韓国・建国大学留学(T.M.さんより)


留学期間:2021年9月~2022年8月中旬
韓国・建国大学に留学中のT.M.さんからの留学報告です。学習や留学生活、学外体験について、紹介してくれました。

隔離解除前のレベル分けテストを受けて、私は3級に振り分けられました。授業は一度も遅刻や欠席せず、課題や予習も忘れることなく出来たと思います。3級では日本の大学でも習ったことがない難しい文法や単語を多く学ぶことが出来ました。授業の中では会話や説明もすべて韓国語を使うので、文法や単語の意味をただ韓国語に翻訳して理解するのではなく、一度韓国語に翻訳してから日本語の意味で理解できるようにしなくてはいけないのに加えて、一学期はほとんどオンラインだったので日本人のクラスメイトと相談することも出来なかったのでそこに少し大変さを感じました。また、授業内でのペアワークでは様々な国籍の人たちと一つの言語で話すことがとても不思議に感じました。全員韓国語が上手になりたいという同じ目標の下で勉強することに言語を学ぶことに楽しさを感じて、自分自身も勉強にさらに力を入れていきたいと思わせてくれたと思いました。また、日本人が話す韓国語、中国人が話す韓国語、アメリカ人が話す韓国語はやはり発音の仕方が異なっていることに気づきました。その発音の仕方の違いには母国語がどのように関係しているのか興味が湧きました。
韓国に到着してすぐに空港で韓国語での説明や質問に対して答えられなかった場面が多くみられて、自分の実力不足は分かっていましたが、それでも韓国語の能力の低さにショックを受けました。隔離が終わって、自分たちでものを買ったりして会計をするときに定員が何を伝えたいのか聞き取って、それに答えることに緊張してしまい、何度も聞き返してしまうということが多々ありました。しかし、何度も経験していくうちに落ち着いて聞き取り、相手に伝わるように答えられることが多くなり、小さなことではありますが成長を感じました。言語学習はたくさん失敗して学んでいくことを改めて実感しました。韓国で約2ヶ月間生活して、自分から韓国語を聞いたり話すことが上達する方法の中で一番重要だと感じました。私は話すときに言葉が出てこないことが多くあるので、韓国語をたくさん話していきたいと思います。
私は10月の週末に韓国の歴史的建造物である「景福宮」に行きました。景福宮は朝鮮王朝の王宮として建造された、五つの壮大な宮殿から成る、とても迫力がある建築物です。景福という縁起のいい名前には「新しい王が大きな福に包まれ、繫栄する」という意味が込められているそうです。1395年から今現在までの歴史や数多くの文化財を自分の目で見ることが出来て、よかったと思います。入ってすぐに感じたことは子供連れの家族が多かったということです。景福宮について両親が子供たちに説明している風景を見ることが多かったと感じました。韓国で景福宮は幼いころから見てきていて、とても馴染みのある建物なんだと感じました。また、韓国の民族衣装である韓服(ハンボク)を着て観光している外国人も多くみられました。やはり景福宮は韓国に来て韓国語を勉強する外国人には必ずといっていいほど知っておくべき歴史的建造物だと思いました。また機会があれば、もう少し景福宮について勉強したうえで、もう一度行ってみたいと思いました。韓国留学中に様々な歴史的建造物を訪れたいと思いました。(T.M.)
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