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77. カナダ・トンプソンリバーズ大学留学(F.K.さんより)


留学期間:2021年9月~2022年6月
6月は、この留学プログラムの終了に向けて、たくさんの課題がありました。私がとても楽しく取り組めた課題の一つとして、ポートフォリオ作成がありました。この課題は冬セメスターから始まっていた課題で、新しいことや発見したことをポートフォリオに投稿し、日記のように思い出を形に残すことができました。

すべての授業に対して、毎日精一杯取り組むことができました。そのおかげで、最終日の修了式で最優秀賞のようなものをいただくことができました。自分の頑張りが認められたような気がして、頑張ってよかったと心から感じることができました。この喜びをいつまでも忘れずに、これから先も努力し続けていきたいと思います。

トンプソンリバーズ大学

生活面では、6月に入ってからは、より周りの人々に感謝の気持ちを持って接するようになりました。帰国まで残り1か月を切り、今までお世話になった先生方やお友だちともうお別れをしなくてはならないと、とても悲しい気持ちでいっぱいだった1か月間になりました。その一方で、日本の家族や友だち、そして何より日本食がとても恋しくなり、気持ち的には、寂しさと嬉しさが5:5の割合だったので、あまり気分が下がりすぎてしまうことはなく、健康に過ごすことができました。

この半年間、カナダで生活をしてみて気づいた大きな点は、日本の製品の品質の良さです。100円ショップの品質の高さが、日本国内ではなく世界中で賞賛されているということを聞いたことがありました。しかし、日本にいた時は、そこまで実感することがなかったのですが、カナダに行き、身をもって感じることができました。この事実はとても誇り深く、嬉しくなりました。カナダでの7か月間で、カナダの良い点、また、日本の良い点、優れている点を発見することができたのは、渡航できたことが大きなきっかけです。

6月に入って、新しく始まったこととして、ボランティア活動があります。木曜日の午後は、授業の代わりにボランティア活動に参加することになり、私たちは、Kamloops Immigrant Services、Food Bank、そして老人ホームの三つの中から選択し、ボランティアをすることになりました。私はKamloops Immigrant Servicesでのボランティアを選択し、様々な国の子供たちとスポーツをしたり、安全に行えるようにサポートしたりしました。天候の関係で、数回キャンセルになってしまったのはすごく残念だったのですが、そのほかの時間で、とても貴重な経験をさせていただくことができました。ボランティアをする相手が子供だったので、緊張することもなく、英語でコミュニケーションを図ることができました。また、そこには日本人のお母さんを持つ兄妹がいたので、その子たちとたくさんお話をすることができ、また、彼らも私たちと一緒に遊ぶのをとても楽しんでいてくれて、また来週ね!と笑顔で手を振ってくれて、とても嬉しかったです。

私は昔から、海外にいる日本人をサポートしたいという夢を持っていました。その子供たちは、聞く分には理解できますが、まだ完全に英語が話せる様子ではありませんでした。そのため、彼らをサポートできた時に、ものすごく達成感とやりがいを感じることができました。夢への第一歩を踏み出せたような感覚がして、とても嬉しかったです。また、それと同様に、他国の言語が話せるとこんなにも便利で、輪を広げていくことができるのだと改めて実感し、英語を学び、挑戦している自分を誇りに思いました。そして、日本で生まれ、日本で暮らしてきたので、当たり前ではありますが、日本語を話せることも誇りに思いました。言語習得は簡単ではありませんし、並大抵の努力で得られるものでもありません。だからこそ習得できた時に想像以上の利点があるのだと分かりました。

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