10. アメリカ・シアトル留学(C.T.さんより)
アメリカ・シアトル留学中のC.T.さんからの報告です。アメリカに滞在して3カ月程経過した段階で、気づいたことをまとめてくれています。
今回はアメリカについて気が付いたことについて話したいと思います。
1. 車社会
第一に、完全車社会ということです。もし、歩いて10から15分の場所にスーパーマーケットがあったとします。もし日本だったら大量に買い物をしない限り、歩くか自転車で行くと思います。しかしアメリカは違います。大量に買う時も袋一つ分しか買わない時も絶対に車を使います。また、自転車を使用している人はいないのかと観察をしてみましたが、ほぼいないという結果になりました。なぜ車を好んで使うのかと考えたときに、私は交通状況と駐車場が目につきました。まず、交通状況をみたところ、道路にはバス、車、またはトラックしか走っていませんでした。バイクを見たのは高速道路の近く、自転車を見たのは通勤、帰宅時とUber eatの時だけでした。次に駐車場です。スーパー、ジム、マンション、すべての駐車場が日本の田舎のコンビニのような広さでした。結果、日本と比べてアメリカは日本のように車を止めるところに困らず、バスという便利な交通機関があることにより、目的地に行く手段がバスまたは車になり、車の使用量が増えるのではないかと私は思います。
2. 食事
Thanks Giving Dayでは、本来の祝い方を体験できなかったのが少し残念でしたが、ELSでのアクティビティーに参加することができ、ターキーやアメリカの昔からある食べ物を体験することができました。日本の料理と比べて、「ほっぺたが落ちるほどおいしい」という料理はほぼないに等しいですが、それでもおいしかったです。アメリカの料理の味はとても極端で、甘いかしょっぱいかの二択です。また、小麦粉を使った料理が多く、私は胃や肌が荒れたり、気持ち悪くなったりし少し大変です。また、私のホストファミリーは生野菜を出してくれないので、自腹で買うのが少しきついです。しかし日本と比べてコストパフォーマンスは高いので、安くたくさん食べられるという点では優れています。
3. クリスマス
12月になり、町全体がクリスマスムードになってきました。店の店員やバスの運転手の方々はサンタの帽子をかぶって接客しています。しかし、驚いたことに、通勤通学時や、買い物時、遊びに行くときでさえサンタの帽子をかぶって出かけている一般人をたくさん見かけます。日本でやったらとてもおかしく見えますが、アメリカでやるととてもかわいらしく見えます。また、ベルビュースクエアというショッピングモールやシアトルのダウンタウンにはサンタと一緒に写真を撮るところがたくさん設置されています。多くの子連れが写真を撮っていました。子供たちはほんとにわくわくした顔で待っていたり、サンタに話しかけていたり、ととてもかわいかったです。日本ではクリスマスは祝いますが、アメリカのようにほぼすべての家がイルミネーションを設置して楽しんでいるということはなかったので、新鮮で楽しいです。12から1月にかけても色々な体験をしていきたいです。(C.T.)
シアトルダウンタウンの広場に設置されている
メリーゴーランドとメーシーズのイルミネーション