ポートランド留学中のK.Y.さんからの報告です。

ELSでの授業は日本の授業と比べて発言しやすい環境だと思います。私のクラスではサウジアラビア人との英語でのコミュニケーションが多いので、毎日自分の英語力の進歩が感じられて楽しく学習できています。討論の場が多いこともあり、他国の文化にも触れることができます。これは日本ではできない経験だと思うので、大切にしていこうと思います。日本のように筆記テストがたくさんあるのではなく、スピーキングが重要視されている点はELSならではだと感じました。｢話す｣ことが一番スキルを身につけやすいと気づいたのでこれからは今まで以上に発言していこうと思います。
また、できるようになったことがいくつかあります。授業内でサウジアラビア人とペアになって問題について話し合う中で、英語でサウジアラビア人に文法を説明できるようになったことは自分の中でとても大きな進歩だと感じました。さらに、発言することに抵抗がなくなりました。これまでは発言への抵抗が学習の邪魔をしていたのだと今になって気づき、失敗することへの恐怖もなくなってきました。やはり、日本人同士だとどうしても日本語で会話してしまうので、ELSの環境はとてもいいと改めて思いました。

生活面で驚いたことは洗濯が週に一回だということです。ポートランドは日本に比べて水道代がとても高いと聞きました。その土地の環境に慣れることはとても難しいですが、一ヶ月生活してみてやっと慣れてきました。また、ホストファミリーとは毎日たくさん話しているのでとても楽しく過ごせています。食べ物や学校についての話がほとんどですが、社会のことやテーブルマナーなど教養についての話もたまに話題になります。日本とアメリカの違いや他国との関係性などを英語で伝えるのは私にとってとても難しかったですが、有意義な時間でした。

1セッションが終わったタイミングで4日間Los Angelesに行ってきました！期待に胸を弾ませて行って一番思ったことは“治安が悪い”でした。私が泊まっていた場所はHollywoodの中心地でしたが、車に向かって瓶を投げている人がいたり、日本では考えられない光景が広がっていました。観光客であふれている中、怪しい人や少し怖い人がたくさんいたので自己防衛力が鍛えられた気がしました。また、アジア人だということで通りすがりに意味もなく驚かせてきたり、態度を明らかに悪くされたり、日本では考えられないことだったので最初は驚きましたが、世界にはいろんな人がいるのだと身をもって感じました。

今回の旅行で私の中では食に関して革命が起こりました！なぜ今まで食べてこなかったのか、知らなかったのか、とにかくLos Angelesで食べたメキシカン料理が最高でした！確かに日本ではアメリカのようにメキシカン料理のお店は多くはありませんが、日本でも絶対に探して食べに行こうと心に誓いました！しかし、アメリカの量はすごいということを忘れて食べたいものを食べたいだけ頼んで失敗しました。

Appetizerに書いてあったナチョスは少しの量だと思って頼んだら4人前が出てきた時は本当に焦りました。他にもメインでハンバーガーを頼んでいたのにナチョスだけでおなかいっぱいになってしまってハンバーガーはお持ち帰りにしてもらいました。誰でも一回はこんな失敗するのでしょうか？日本にいる感覚で頼んでいたので店員さんも少し笑っていました。明らかにおかしい量だったので笑ってないで教えてほしかったとは思いましたが、良い社会勉強になりました。(K.Y.)