メニュー

お知らせ

2018/08/22

「日本の年号「元号」のゆくえ」◆東京のドイツ文化会館にて講演会 9月10日


あんまり毎日あついので、標準時を進める(時間を早くする)「サマータイム」を実施しよう、来年から施行しようという「アイデア」がもちだされました。再来年の真夏に予定されている東京オリンピック2020に向けた対策だそうですが、暑気中(あた)りのなせるわざではないでしょうか。【注1】

来年おこなわれることになった「改元」とあいまって、コンピュータ・プログラムへの対応をしなければならない、人手不足の業界は戦戦兢兢として事態の行く末を案じているそうで、まことにお気の毒さまです。さて、その「元号」の制定のことです。

今上陛下すなわち現天皇の譲位とそれに伴う制度上の変更が議論されるこのごろ、天皇の即位に伴うとされる新元号の制定についても課題となってきました。日本の年号「元号」はなぜあるのか、これからどこへゆこうとしているのか、それを歴史と現状から考える講演が、9月10日に東京赤坂のドイツ文化会館でおこなわれます。

ドイツ文化会館にある OAG(公益社団法人オーアーゲー・ドイツ東洋文化研究協会)の主催するシーボルト・ゼミナールは、この9月の例会で通算140回をかぞえます。私がかぞえたわけではありませんが。この機会にホールで講演会(無料)をひらき、ところをうつして懇親会をもうけることになりました。本年度を最後に東京成徳大学を去る身としては、いわゆるひとつの最終講義になるのかもしれません。【注2】
(上の写真は、ドイツ文化会館の正面。2013年3月22日撮影)

主 題  日本の年号「元号」のゆくえ  Quo vadis - Gengō (Japanische Jahresnamen) ?

講 師  東京成徳大学 教授  大 井  剛

日 時  2018年09月10日(月) 18:30-20:
場 所  OAG ドイツ文化会館 1階 ホール
使用言語  日本語
参加費  入場無料
申込み  申込み不要

懇親会  地下鉄「青山一丁目」駅 B1「丸の内ディンドン」にて(参加費 2000円、当日講演会場にて受付)

【おはなし】
日本の天皇の退位と新天皇の即位が「平成三十一年」(2019年)におこなわれることになりました。新天皇の即位にともなう新たな元号(年号)の制定も議論されています。
年号の制度は古代中国に生まれ、アジアの周辺諸民族も模倣しました。
その歴史的変遷と地域的差異については、2017年2月のシーボルト・ゼミナール「年号の本質-歴史からの省察-」において報告しました。
「明治」以来の日本の年号は、江戸時代までの年号と異なる性質を帯びています。
本講演では、近代国家「日本」がつくりだした年号(「元号」)が、「伝統」の制度とどのように異質なのかに焦点をあてて、わかりやすくおはなしします。
伝統はつくられるのです。【注3】

【アクセス】
会場のドイツ文化会館は、OAG Haus(オーアーゲー・ハウス)ともいいます。
東京メトロ銀座線・半蔵門線「青山一丁目」駅から徒歩7分。
青山通りに沿って赤坂見附のほうへ進み、カナダ大使館をよぎり高橋是清翁記念公園と草月会館のあいだの道を南へ。 
あるいは東京メトロ千代田線「赤坂」駅から徒歩。
所在地:東京都港区赤坂7-5-56 (下に地図を掲示します)

【詳しくは】
  OAG  ← [検 索]
このウェブサイトに案内があります。ホームページは、
  日本語: http://www.oag.jp/jp/
  ドイツ語: http://www.oag.jp/

【注1】 日本の「夏時間」は、連合国軍占領下の1948年から1951年にかけて「サンマータイム」の「実績」がある。なぜ廃止されたのか、いま廃止の趨勢にある欧州の実情とあわせて、ちょっと調べたほうがよくはないか。
【注2】 諸先生の最終講義はたいがい聴きのがしたが、なぜかふかく印象にのこるのが東京大学教授、柴田武先生の「パロールの言語学(も)」(1979年)である。
【注3】 このあいまいな日本語にたいする、明快なドイツ語の解釈がしめされている。OAG ウェブサイト内、Siebold Seminar 予告にある。
(大井 剛)

 

ページトップへ