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授業紹介

授業名 心理学概説A

担当:教授 新井 邦二郎

 テーマ「こころの病と人間の弱さ」
授業のポイント

  1. 心の病は、人間が弱いから発生するというものではなく、環境(人間関係や課題状況) との「やりとり」がうまくできなくなり、その結果、通常の精神機能を維持できなくなる形で発生する。
  2. 人が環境との「やりとり」がうまくできなくなる環境側のきっかけとして「喪失体験(大切なものを失う)」「孤立(周りから理解されない、無視される)」「自分の力を発揮できない(不全感)」などがあり、個人側の弱点として「自分の思い通りにならないと、気持ちが収まらない性格」「完璧に行わないと、やはり気持ちが収まらない性格」「何事も、こうすべきだと強く思う(思い込みが強い性格)」「自分が人から最も大事されてよいはずだと思う性格」「人よりも優れていないといけないと思う性格(万能感)」などを挙げることができる。
  3. 人はだれもが心の弱い部分をもっている。心の強い人・弱い人の違いは、質の差ではなく、程度の差。そして、状況の差である(レビンの公式:B=f(P・E))。
  4. だれもが心の病気になる可能性がある。また、心の病気になった人は、それを契機として、一回りも二回りも人間的に成長する可能性がある。
写真:新井 邦二郎

学生の感想

  • 男子学生:私は今まで心が弱いと思っていたが、環境もかかわっているのだと知ることができ、少し気持ちが楽になった。
  • 女子学生:今日の講義を聞いて、これまで抱えてきた出来事は決して無駄なものではなく、それがあったからこそ、今の自分の成長にもつながっていると感じた。
  • 女子学生:「言葉のレンズ」の例えは面白い。環境次第で、人はどのようにも変われるのものだと思うと、希望がわいてくるというか、素敵だなと思いました。カウンセラーの仕事はかなりすごい仕事だと改めて思いました。
  • 女子学生:レジュメがとてもわかりやすかったです。
  • 男子学生:自分の弱さも強さを、自分のことをもっと知りたい、そして成長してきたい、そう思った。
  • 男子学生:僕は今まで(たった18年ですが)生きていて「この世に完璧な人間はいない」ということを実感しました。だから、弱さを持っているし、それにどう向き合い、どう対処するかが大切なんだと思います。僕は、その手伝いができるカウンセラーに改めてなりたいと思いました。
  • 女子学生:私は落ち込み安く、高校の時に「そんなんじゃカウンセラーなれないよ!」と言われてきたのですが、自分自身で分かっていることだし、気をつけたり、工夫できれば大丈夫だとわかって安心しました。

授業名 心理療法概論B

担当:准教授 根津 克己

 心理療法とは、人のこころや行動の問題を、どのように解決や軽減をするかについての具体的な方法のことを指します。心理療法には、一説には100種類あるとも200種類あるとも言われていますが、この科目では1960年代以降に生まれた比較的新しい主要な心理療法の原理と方法について学びます。

写真:根津 克己
写真:根津 克己

学生の感想

  • パワーポイントを使用し、分かりやすく説明してもらえます。
  • 丁寧にわかりやすく教えてもらえるので、とても楽しく覚えられます。
  • 心理療法のことを細かいところもわかりやすく、説明してくれるので授業を聞いていて勉強しやすいです。
  • 心理療法の一つでも、学ぶ事は多いですが、その一つを何回かに分けて教えていただいているので、少しずつ理解出来ていけます。

授業名 臨床心理学演習

担当:教授 井上 忠典

【授業概要】
前期は、エクセルを用いて心理統計を学び、その後に、臨床心理学の論文を参考にして心理統計の実際の利用法について学びます。後期は、臨床心理学に関するテーマを設定して、グループで文献収集や調査研究を行って、各自レポートを作成します。

写真:井上 忠典
写真:井上 忠典

学生の感想

(前期のエクセルを用いた心理統計について)

  • 統計は難しいのですが、丁寧に教えてもらえるので、何とか頑張れそうです。
  • パソコンや統計が苦手なので、授業についていくのが大変です。

授業名 カウンセリング心理学A

担当:教授 田村 節子

 人はだれでも悩みを抱えます。そんな時だれかに悩みを打ち明けることで、人は心が軽くなり前向きに考える余裕が生まれてきます。でも、大切な自分の気持ちは信頼できる人にしか話すことができません。そこで、カウンセリング心理学Aでは,信頼関係を築くための初歩的なカウンセリングの理論やスキル等について学びます。そして、みなさんの青年期の課題(自分自身とのつきあいや他人とのつきあい、進路選択、学業など)にも生かせることを目的としています。

写真:田村 節子
写真:田村 節子

学生の感想

  • カウンセリング心理学Aの授業は、具体的な例や、ポイントがしっかりとわかりとてもためになる授業です。カウンセリングの技法を学びつつ、日常生活の中にもいかせる内容だとおもいます。人との関わりあいを学べるよい機会になっています。おすすめの授業です!!
  • やっぱりこの授業好きです。自分がこの学校に入った目的を満たしてくれます。自分がゆいいつフルで起きていられる授業の1つです!それも必ず!
  • 先生の授業は本当にいつもいつもカウンセリングうけているかのように参考になります。先生のようなカウンセラーになりたいってこの授業をうけるたびに毎日思います。いつもたのしみです。
  • 先生の授業はいつも、身近にある出来事をたとえて説明してくれるので頭に入ってきやすいです。実際に自分で考えることもあるのでより身につきやすく、知らなかった自分自身を見つけられることもありとても楽しい授業だと思います。

心理学研究法Ⅰ(心理学研究法A)

担当:准教授 西村 昭徳

 この授業では、心理学における研究の進め方を理解し、文献研究、観察法、面接法、質問紙調査といった代表的な研究方法を体験的に学んでいきます。
四年生で取り組む、卒業論文、卒業研究において必要となる研究を進めるための基本的な知識と技能を身につけるために、講義だけでなく、演習(実際に、観察法や面接法によってデータを収集し、分析・考察を行うこと)を多く実施しています。
【演習の例】

  • 時間見本法によるスピーチ行動の分析
  • 充実した学生生活に必要なものは何か?
    -大学生を対象にした半構造化面接法の実施-
写真:西村 昭徳

学生の感想

  • 卒業論文,卒業研究に必要なことを教えてもらえるので、4年生になって困らないように真剣に取り組みました
  • 講義だけでなく、演習の中で観察法や面接法を実際に体験出来るので、理解を深めることが出来ました。
  • 研究をすることの難しさと面白さ・楽しさの両方を感じました。

授業名 臨床心理査定法

担当:准教授 阿部 宏徳

 臨床心理査定法では、臨床心理学において重視されている心理査定法について学んでもらいます。査定という言葉は日常生活の中では車やバイクの買い取りなどで聞くことがあると思いますが、対象についてよく知ろうとする点で似ています(もちろん人間を値踏みするわけではありません)。目の前の人はどんな人でどんな状態か。強いところはどこで,弱いところはどこかなどについて知ろうとする専門的な営みが臨床心理学的査定です。
とはいえ、いきなり査定とは何か、重要な点は何かを深く理解するのは難しいと思いますので、二年生に対する臨床心理査定法Ⅰ(Ⅱが三年生必修であります)では臨床心理学的査定の代表的存在である心理テストをたくさん体験してもらっています(それでも査定法において重要なのは観察することであることを理解してもらうために,一度は観察しながら検査を行うという回を設けています)。
それによって知識だけでなく、体験としての理解を、さらには自己理解の一助となることを期待しています。

写真:阿部 宏徳
写真:阿部 宏徳

学生の感想

  • 臨床場面で活用されている知能検査や性格検査を中心に、いくつかの心理テストを学生同士で体験し、その検査の理論と実際について学んでいます。テストを円滑に実施しつつ、相手のしぐさ等を観察し、適切に理解する難しさを実感しています。テストの診断方法も複雑なものもありますが、阿部先生が教室中を回りていねいに教えてくださいます。また、自分が被験者として心理テストを体験することで、自分を客観的に捉えることができます。講義を通してまだ知らない自分の一面に出会えるかもしれません。いつか自分がカウンセラーとしてクライエントと向き合うことをイメージしながら、興味深く取り組んでいます。
  • 阿部先生の授業の一番の特徴は、自分で実際に体験してみるというところです。有名な心理検査の理論をただ学ぶだけでなく、自分自身が検査を受けてその結果を解釈します。ただ目と耳で学ぶよりもわかりやすく、検査の長所・短所をしっかり理解できます。心理検査を通して自分の意外な一面にも気づくことができるので、これからの大学生活の参考にもなります!

授業名 卒業論文

担当:准教授 石村 郁夫

 わたしの専門は臨床心理学やポジティブ心理学ですが、わたしのゼミではわたしの専門に関わらず、学生の皆さんの興味のあるテーマや問題意識を大事にしながら、研究に取り組んでいます。
わたしの研究領域は我が国においてはほとんど取り上げられていないフロー体験(目の前のことに夢中になって我を忘れて、時間があっという間に過ぎ去る楽しい体験が無気力や抑うつに対して予防効果があるのではないか)という現象を研究しています。
そのため、わたしの研究テーマであるフロー理論に基づいて、ゼミ内の雰囲気をできるだけ元気にし、活発なコミュニケーションを取れるように心掛けています。このゼミを通して、文献検索のノウハウや研究する際の仮説設定の仕方、質問紙の作成、調査の実施、データ解析、論文執筆などをしっかりと楽しく学習していきます。さらに、この研究を通して、新しい自分や他者の知らない側面を発見し、学生の皆さんとともに人のこころを深く理解していく楽しさを共有できたらと思っています。

写真:石村 郁夫
写真:石村 郁夫

学生の感想

 このゼミでは、石村先生を中心に研究の内容にかかわらず様々なことについて話し合います。ただ単純に研究に関しての指導やサポートだけでなく、様々な心理学の知識も深めることができます。
石村先生のお話は、心理学を専攻している学生としては非常に興味深く、有意義な時間を与えていただいています。
学生も自由に発言できる雰囲気で、堅苦しさのない、石村先生を中心にまとまっているとても良いゼミです。

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